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コラム2020年8月25日

【本日のマーケット】8月25日(火)

8月25日(火)のマーケット                                                                   

前日の米国市場でNYダウは3日続伸。ナスダックも3日続伸。S&P500は1%の上昇。食品医薬品局(FDA)が新型コロナウイルス感染症から回復した人の血漿を使った治療法の緊急使用を許可したことや、トランプ政権が英アストラゼネカとオックスフォード大学が開発するコロナワクチンの緊急使用許可を検討しているとの報道も材料視されました。米主要3指数の上昇が好感され、本日の東京市場は大きくギャップアップでのスタートで一気に2万3200円台を回復。2万3300円台では上値が重くなるも徐々に値幅を拡大し、日経平均はコロナショック直前の2万3386円を上回って一時、445円高の2万3431円まで上昇。2月以来の戻り高値まで買い進まれました。大引けの日経平均は311円高の2万3296円と3日続伸。売買代金は2兆1242億円で7日ぶりに2兆円台乗せ。

新興市場はまちまちの展開。ジャスダック平均は3日続伸。エブレンはストップ高。菊池製作所は除菌剤の噴霧ロボットの開発を材料視して急騰。対して、出前館、セリア、KeyH、シンバイオは下落。マザーズ指数は反落。1部市場がアフターコロナへの期待で物色されたため利食い売りから反落。GNIグループ、BASE、マクアケ、アンジェスが下落。一方、リファインバースは三菱ケミカルとの資本業務提携で大幅に3日続伸です。

本日IPOのインターファクトリーは買い気配を切り上げ、売買成立せず。クラウド型EC(電子商取引)プラットフォームの開発および保守サービスを提供。今時流に乗っている業種だけに人気化となっています。(※【動画】IPO情報局で配信中)

チャート上では一気に5日移動平均線(2万3038円)を突破。一目均衡表の転換線(2万3141円)も上抜け。注目されるのは、TOPIXの週足。2月最終週以来、6ヵ月ぶりに一目均衡表の雲抜けを示現しました。

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インデックスPLAY㉗
日本証券新聞8月26日(水)紙面1面記事掲載

「日経平均採用候補」 前評判はカカクコム、ZOZO

伊藤忠によるファミリーマート(8028)へのTOB(株式公開買い付け)の最終日となった24日引け後、日経ビジネス電子版は「TOBが成立したことが明らかになった」と報じた。

同じくTOB成立によって上場廃止の可能性が高まった7月のソニーフィナンシャルHDのパターンに照らせば、遠からず日経平均除外となるはず。9月4日が有力視される定期入れ替え発表では、日本化薬の採用除外を読む向きが多く、ファミリーマートと合わせての2銘柄入れ替え(代替採用2銘柄発表)も十分想定される。というような話は前週の当欄で書いた通り。

では、どの銘柄が採用されるのか。入れ替えが1銘柄であれ2銘柄であれ、補充されるのは不足感のある消費セクターからとの見方が主流だ。

・・・続きは紙面・Digital版で!

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今日の市況概況
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8月25日(火)☆[概況/大引け]

米国立アレルギー感染症研究所長が、コロナワクチン緊急使用許可に警鐘を鳴らしたため、上げ幅鈍化。空運と銀行は高く、巣ごもり関連は下落

大引けの日経平均は23,296.77円の311.26円高、TOPIXは1,625.23ポイントの18.10ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,643、値下がり銘柄数は467。出来高は12億989万株、売買代金は2兆1,242億円。
新型コロナの治療法やワクチンへの期待で前日のNYダウが買われ、東京タイムの時間外取引でもNYダウ先物が買われたため、日経平均は上げ幅を拡大した。

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