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コラム2020年9月1日

【本日のマーケット】9月1日(火)

9月1日(火)のマーケット                                                                   

前日の米国市場でNYダウは4日ぶりに反落。動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業売却に影響を与えるという懸念から、買収を計画しているマイクロソフトとウォルマートが売られた。対してナスダックは続伸。株式分割実施で購入単価が下がったアップルとテスラが買われた。本日の東京市場は、終日小動きの展開。後継総裁は菅官房長官との見方が大勢を占めているが、今後の政策運営を見極めたいとの思惑で終日手控えムード。商いも薄く、前日終値を挟んでの推移に終始しました。大引けの日経平均は1円安の2万3138円。売買代金は1兆8612億円と薄商い。

新興市場は続伸。ジャスダック平均は小幅続伸。出前館が買われ、チエルは株式分割が好感された。日本テレホンは2日連続のストップ高。対して、ケイブはライブ配信アプリのリリースが遅れることが嫌気されストップ安。マザーズ指数は続伸。値幅取りから、直近IPO銘柄のT&Sやインターファクトリーが上昇。駅探は未来シェアと業務提携し、MaaS領域を強化すると発表したことでストップ高。一方、PSSは昨日に続き下落。

チャート上では5日移動平均線(2万3132円)をなんとか上抜け。

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景気敏感セクター、秋相場の柱に
日本証券新聞9月2日(水)紙面1面TOP記事掲載

工作機械株に“復権”の狼煙 受注底入れ鮮明

「ポスト安倍」を選出する自民党総裁選(9月8日告示、14日投開票)を巡って候補者の菅官房長官優位説が広がる中、9月1日の東京株式市場は終日、小動きに推移した。前日のNYダウが223ドル安だったにも関わらず1日午前発表の8月の中国・財新製造業PMI(購買担当者景気指数)が53.1と、7月の52.8から0.3ポイント向上したため、株価の下支え材料となった。

9年7カ月ぶりの高水準となった今回の中国・PMIを踏まえ、今後、中国がらみの景気敏感セクターが秋相場の柱として頭角を現す可能性が高い。特に、オークマ(6103)牧野フライス製作所(6135)など工作機械株の存在感が高まりそうだ。

オークマ(6103・週足)一目均衡表

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今日の市況概況
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9月1日(月)☆[概況/大引け]

次期政権は外交とコロナ対応で苦労しそうという見方で一服。大手商社は続伸。任天堂は大和証券の目標株価増額を好感。チェンジは菅政権関連銘柄で大幅続伸

大引けの日経平均は23,138.07円の1.69円安、TOPIXは1,615.81ポイントの2.37ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は915、値下がり銘柄数は1,162。出来高は10億2,769万株、売買代金は1兆8,612億円。
菅政権が誕生した場合、アベノミクスは継承されそうだが、外交面では苦労しそうという懸念や新型コロナウイルスへの対応は前政権同様に困難を極めるという見方から、本日の相場は一服となった。

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