TOP  NSJアップデート  コラム  【本日のマーケット】9月7日(月)
コラム2020年9月7日

【本日のマーケット】9月7日(月)

9月7日(月)のマーケット                                                                   

先週末の米国市場でNYダウは159ドル安と続落。8月の雇用統計で非農業部門の雇用者数は前月比137万人増加となり、市場予想の135万人とほぼ同じとなった。ナスダックの下落率は1.27%とNYダウよりも大きく、ドキュサインやエヌビディア、ズームビデオ、アルファベットなどが下落。週明けの東京市場はNY市場の続落を受けて軟調な滑り出し。118円安の2万3086円を安値に下げ渋り、一時はプラス圏に浮上にする時間帯も見られました。しかしながら、今夜の米国市場はレイバーデーの祝日のため、手控えムードが強く様子見姿勢。薄商いの中続落となりました。大引けの日経平均は115円安の2万3089円。売買代金は1兆9245億円。

新興市場も軟調展開。ジャスダック平均は小幅続落。中古スマホ販売の日本テレホンは3日続伸。メディアリンクスは中国の通信サービス業者が製品を採用したことを材料視して3日連続ストップ高。対して、ケイブとエブレンは大幅安。マザーズ指数は3日続落。ビープラッツやイグニスは大幅安。一方で、菅官房長官がデジタル庁の創設検討で、デジタル・ガバメント関連としてITbookはストップ高。

チャート上では直近8月25日の高値2万3431円を上抜き、2月21日以来の株価水準。上昇トレンド継続で2万4000円も視野に入って来ました。ここ最近続いている2万3300円~2万3400円台のもみ合いからの上放れが期待されます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NSJ Market Forcus
注目記事 Pick up
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

三菱UFJ “バフェット買い”の状況証拠
日本証券新聞9月8日(火)紙面1面TOP記事掲載

米国長期金利上昇の余波も話題に

米国株波乱への懸念から目先様子見気分に傾く東京市場。7日の米国市場はレイバーデー(労働者の日)で休場となるが、前週末4日に逆行高を演じたのがバンク・オブ・アメリカやJPモルガン・チェースの銀行株だ。米長期債利回り上昇が手掛かり。雇用統計が想定を上回る改善を示したほか、10年債と30年債入札を控えた需給懸念が背景となった。これを受けた東京市場でも「長期金利上昇→金融株堅調」の流れを引き継いでいる。

みずほ証券は先に、米国長期金利と連動習性のある銘柄をまとめたが、上位銘柄の値動きが興味深い。7日には、金利上昇時にアンダーパフォームする1位・SCSKが8月3日以来、3位のTISは5月13日以来の安値に売られている。これに対し、アウトパフォーム5、6位のJFE、日本製鉄の人気化が話題を呼び、4位・京都銀行も一気に上放れてきた。後者のリストは保険、銀行、証券など金融株が主体。

銀行の代表格、三菱UFJFG(8306)も9位に名を連ねるが、この三菱UFJには話題性のある思惑材料が底流している。

・・・続きは紙面・Digital版で!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NSJ Market Forcus
今日の市況概況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

9月7日(月)☆[概況/大引け]

続落。ソフトバンクGと東京エレクは売られたが、ラクーンが売買代金上位で大幅続伸となり、デジタル庁関連の期待でスマートバリューは急騰

大引けの日経平均は23,089.95円の115.48円安、TOPIXは1,609.74ポイントの6.86ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は1,277、値下がり銘柄数は817。出来高は10億6,261万株、売買代金は1兆9,245億円。
先週末の米国株が続落となった影響で、日経平均も続落となったが、23,000円は下回らずに済んだ。

詳しくはコチラ

関連記事