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コラム2020年9月10日

【本日のマーケット】9月10日(木)

9月10日(木)のマーケット                                                                   

前日の米国市場は4日ぶりに反発。英フィナンシャル・タイムズが、アストラゼネカは新型コロナワクチン治験を来週再開する可能性があると伝えたことも好感された。ナスダック指数は2.71%の大幅反発。テスラが反発し、ズームビデオが大幅高となりました。本日の東京市場はNY市場の反発を好感して上昇でのスタート。7月の機械受注(船舶・電力を除いた民需)は前月比6.3%増となり、市場予想の1.9%増を上回ったことも好感され、日本電産やファナックなど設備投資関連銘柄が物色される展開。2万3200円レベルでは上値が重くなりました。大引けの日経平均は202円高の2万3235円。売買代金は2兆1663億円。

新興市場は冴えない動き。ジャスダック平均は小幅反発。自動検温装置のニックスは大幅続伸。ミナトHDは非接触赤外線センサーを開発したことを材料視し2日連続のストップ高。大戸屋も反発。対して、テラやエブレン、日本テレホンは下落。マザーズ指数は小幅続落。最近IPO銘柄のT&Sは7日続落。インターファクトリーは4日続落。一方でアクリートが急反発。ユーザーベースはいちよし経済研の新規「A]を材料視して上昇。

チャート上では5日移動平均線(2万3167円)を上抜き、一目均衡表の転換線も上抜いた。目先の安心感を誘う動きです。

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「うねる株」&「うねり待ち」 有力10銘柄
日本証券新聞9月11日(金)紙面1面TOP記事掲載

新局面入り 日電産が牽引

日経平均は10日、反発し、一時217円高の2万3,250円まで戻した。前日の米国株の切り返しを受けた動きだが、ハイテク株を軸とするグロース銘柄や景気敏感セクターなどバリュー株が広範囲に物色され、全体相場は早くも調整一巡ムードが台頭している。こうした地合いに乗って、この日、日本電産(6594)が権利落ち修正済みベースでは初の9,300円台に突入。この銘柄をリード役に「うねる個別株」が再び増えている。特に注目される狙い目十分の銘柄を挙げると――。

日電産は10日、ザラバで前日比3.89%高の9,355円と、2018年1月に付けた9,625.5を更新。権利調整済みベースでは上場来初の9,300円台に乗せた。3月23日の安値4,837.5円から、株価は5カ月半でほぼ倍化。岡三証券が9日付で目標株価を7,600円から1万円(投資判断は『強気』)に引き上げたが、この日、長期波動は新局面に踏み込んだばかり。相場の勢いを踏まえると、1万円は通過点になるだろう。

日本電産(週足)

 

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今日の市況概況
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9月10日(木)☆[概況/大引け]

反発。ソフトバンクGはMBOも選択肢という予想から6日ぶりに反発。キリン堂はTOB観測でストップ高。海運株が大幅続伸。インドのバッタ禍でスズキは続落

大引けの日経平均は23,235.47円の202.93円高、TOPIXは1,624.86ポイントの19.46ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,523、値下がり銘柄数は562。出来高は11億5,119万株、売買代金は2兆1,663億円。
米国株の反発が安心され、東証も切り返した。

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