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コラム2020年9月14日

【本日のマーケット】9月14日(月)

9月14日(月)のマーケット                                                                   

前週末の米国市場でNYダウは反発。上院が10日に新型コロナウイルス感染拡大に対する追加経済対策法案を事実上否決したため、15日~16日の開催されるFOMCでは量的緩和策の拡大が議論されるという期待から、景気敏感株には買戻しや値ごろ感からの買いが入った。NYダウは131ドル高(0.48%高)の2万7,665ドル。ナスダック指数は続落。ソフトバンクグループがテクノロジー企業の投資にデリバティブ(金融派生商品)を使う戦略を見直すことを検討していると報じられたため、テクノロジー株が売られた。ナスダック総合指数は66ポイント安(0.60%安)の1万853ポイント。本日の東京市場は、ソフトバンクグループが保有する英アーム社株式の売却と株式非公開化検討の報道で急騰。1銘柄で日経平均株価を113円押し上げました。自民党新総裁に菅氏が選ばれ、市場も好感し戻り高値を更新。大引けの日経平均は152円高の2万3559円。売買代金は2兆1982億円。

新興市場は高安まちまち。ジャスダック平均は3日続伸。アズ企画設計は2日連続のストップ高。ブロードバンドタワーやINESTが急伸。対して、メディアリンクスは信用取引の臨時措置が嫌気され急落。マザーズ指数は小幅反落。最近IPO銘柄のT&SとSunAsteriskは大幅高。イトクロは決算発表でストップ高。一方でオンライン診療関連のメドレーは4日続落。はてなは減益決算で大幅安。

チャート上では一時、2万3582円まで上昇。9月3日に付けたコロナ禍後の戻り相場でのザラバ高値2万3580円を更新です。TOPIXも一時、1652ポイント台と新局面入りに。新政権の発足と共に、違う景色が見えてきそうです。

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話題席巻、SBG一時10%高
日本証券新聞9月15日(火)紙面1面TOP記事掲載

「MBOによる非公開化」を英紙報道 どうなる?日経平均代替採用

ニューヨークダウ先物高に新首相(自民党総裁)決定へのご祝儀気分も手伝って、14日の日経平均は一時175.72円高。3日高値を払い、再び2月以来の戻り高値に歩を進めてきたが、なかでも際立った動きを見せたのがソフトバンクグループ(SBG、9984)だ。売買代金断トツで、一時10.8%高。1銘柄で日経平均を113円押し上げた。一方で、通信子会社のソフトバンク(9434)は売買代金2位ながら、5.0%安。4月安値を割り込んで昨年4月以来の安値圏に沈んだのとは好対照を成した。

SBGに急浮上してきた手掛かり材料は2つ。14日8時、英半導体設計大手のアームHDを米エヌビディアに売却すると発表したことと、14日未明に英FTが「非公開化に向けた協議を再開した」と報じたことだ。

ソフトバンクグループ(日足)

 

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今日の市況概況
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9月14日(月)☆[概況/大引け]

日経平均152円高。ソフトバンクGが株式非公開化を検討との報道で急騰し、日経平均を113円押し上げた。非鉄や公共投資関連、地銀が高く、通信は下落

大引けの日経平均は23,559.30円の152.81円高、TOPIXは1,651.10ポイントの14.46ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,619、値下がり銘柄数は471。出来高は11億7,631万株、売買代金は2兆1,982億円。
ソフトバンクグループ(9984)が、傘下の英半導体設計大手アームを米半導体大手エヌビディアに売却すると発表したことや株式非公開化を検討していると報じられたことで急騰し、日経平均の上昇を牽引した。ソフトバンクグループ1銘柄で日経平均を113円押し上げた形となる

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