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コラム2020年10月15日

【本日のマーケット】10月15日(木)

10月15日(木)のマーケット                                                                   

前日の米国市場は続落。ムニューシン財務長官が追加経済対策について大統領選前に合意し、実施に移すことは現時点で困難と述べたことが嫌気された。NYダウは前日比165ドル安(0.58%安)の2万8,514ドル。ナスダックではアマゾンやネットフリックスが売られたが、テスラは上昇。ナスダック総合指数は前日比95ポイント安(0.80%安)の1万1,768ポイント。本日の東京市場は小反落でのスタート。値幅の狭いレンジ内での推移は継続。大引けの日経平均は119円安の2万3507円。売買代金は1兆8126億円と連日の2兆円割れ。TOPIXは12ポイント安の1631ポイント。

新興市場は共に反落。ジャスダック平均は小幅反落。テラや歯愛メディカルが下落。一方、GMOアドが買われ、医療施設型ホスピスのアンビスがSBI証券の新規「買い」を受け上昇。マザーズ指数も反落。タスキやアクシス等、直近のIPO銘柄が下落となり、投資家心理も後退。アンジェスやBASEも下落。対して、金融庁の金融機関の行政手続き電子化計画のでGMOFGはチームスピリットは今期減益予想を開示し下落。

チャート上では5日移動平均線(2万3582円)を割り込むも、かろうじて2万3500円をキープ。

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菅政権・発足1カ月 個別株&テーマ株を再点検
日本証券新聞10月16日(金)紙面1面TOP記事掲載

どうなる「スガノミクス」相場

菅内閣が9月16日に発足してから、1カ月が経過。この間、菅政権が推進する経済政策に関連する、いわゆるスガノミクス相場が繰り広げられた。10月下旬からの決算発表シーズン入りで、この動きがどうなるかが、今、株式マーケットの大きな注目点だ。そこで、①全体相場への波及効果が大きいファーストリテイリング(9983)をはじめとする個別実力株の大台接近・突破を巡る動き②スガノミクスに関連するテーマ銘柄の先行き、という2つの角度から再点検した。

個別実力株 頑強銘柄に“特徴的傾向 大フシ突破の行方に注目

ファーストリテイリング(9983・週足)

最近のマザーズ指数の推移も示す通り、強いものがどこまでも強いタテ追い相場が続いているが、個別の値動きには興味深い傾向も見て取れる。

例えば、今年度上半期(4~9月)のTOPIX500上昇率2位でネットワンシステムズ(7518)。むろん電子政府関連の一角をなす銘柄だ。菅内閣のスタートした9月16日に6週ぶりの高値を取って上放れてきたが、その後3週ほど、5,000円のフシどころを“抜けそうで抜けない”展開が続き、ここにきてようやく上回ってきた。

14日付本紙で月足チャートを掲載した村田製作所(6981)も、昨年来の因縁場めいた7,000円ラインで3カ月近く足止めされてきたが、今週に入ってクリアするや上げ足に軽さが増してきたようだ。大フシ突破の可否がポイントとみることもできるだろう。

その意味で注目されるのがファーストリテイリング。

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今日の市況概況
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10月15日(木)☆[概況/大引け]

反落。ソフトバンクGやアドバンテストが下落。ファーストリテイリングは上場来高値。ツインデミック警戒で日本エアーテックは高い

大引けの日経平均は23,507.23円の119.50円安、TOPIXは1,631.79ポイントの12.11ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は380、値下がり銘柄数は1,723。出来高は8億8,831万株、売買代金は1兆8,126億円。
前日の米国株続落の影響や本日は日銀によるETF買いが入っていないという観測も影響し、日経平均は反落した。

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