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コラム2021年1月19日

【本日のマーケット】1月19日(火)

1月19(火)のマーケット                                                                   

前日の米国株式市場はキング牧師生誕記念日の祝日で休場。

本日の東京市場は幅広い業種が買われ、ギャップアップの反発スタート。時間の経過と共に上げ幅を広げ、前日までの2日間の下落幅を埋める展開。バイデン政権下でのイエレン次期財務長官は、輸出競争優位性のためのドル安を目指さないことを明らかにするとウォール・ストリート・ジャーナルが報じたため、円高方向に向かわないことも安心感を誘った。大引けの日経平均は391円高の2万8,633円。売買代金は2兆1,930億円。TOPIXは10ポイント高の1,855ポイント。

新興市場は小動き。ジャスダック平均は小幅続伸。アサカ理研と鉱研工業が続伸。ユビテックは工場設備監視システムにAI解析で製品不良要因を特定する機能を追加して急騰。一方でウエストHDは反落。出前館とワークマンは4日続落。マザーズ指数はわずかに反落。直近IPO銘柄のバルミューダ、ブレイドが大幅高。トランスジェニックは業績上方修正でストップ高。対して、BASEやメルカリ、AIinsideは下落。

チャート上では、昨日の十字足からギャップアップで5日移動平均線(2万8,509円)を上抜け。目先、下放れを回避した格好。

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イエレン発言で一時478円高
日本証券新聞1月20日(水)紙面1面記事掲載

大統領就任式ジンクスも

日米で“政治の季節”が到来した。週明け18日の通常国会開幕に続いて、米国でも20日正午にジョー・バイデン大統領が就任。新政権が本格的にスタートを切る。準備は着々と進み、18日には、SEC(証券取引委員会)新委員長などの人選を発表。19日もジャネット・イエレン次期財務長官の承認公聴会が予定されている。

19日の日経平均が一時478.70円高に買われたのも、その公聴会におけるイエレン氏の発言内容(財政政策などで「われわれができる最も賢明なことは大きく動くことだ」との見解)が英FT紙で伝えられたためだ。内容自体にさほどの意外性はないが、強気材料を求める市場のムードにマッチ。時間外取引のニューヨークダウ先物高と相まってリスク・オン機運を高めた。FRB(米連邦準備制度理事会)前議長のイエレン氏だけに、ジェローム・パウエル現議長との“JJコンビ”との連携にも期待が広がっているようだ。

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今日の市況概況
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1月19日(火)☆[概況/大引け]

米上院公聴会でのイエレン次期財務長官の「大胆に行動」「ドル安を追求しない」との予定原稿を受け、東証は反発

大引けの日経平均は28,633.46円の391.25円高、TOPIXは1,855.84ポイントの10.35ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は912、値下がり銘柄数は1,187。出来高は10億677万株、売買代金は2兆1,930億円。
本日の米国上院で、次期財務長官に指名されたイエレン前FRB議長の承認公聴会が開催されるが、イエレン次期長官が「大胆に行動する」ことや「輸出拡大のためのドル安を追求しない」ことを述べる原稿が報じられたため、日経平均は反発した。

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