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コラム2021年1月25日

【本日のマーケット】1月25日(月)

1月25(月)のマーケット                                                                   

前週末の米国株式市場でNYダウは続落。上院で共和党が権限分担に関する合意に難色を示し、バイデン大統領が求めている閣僚人事案や新型コロナウイルス救済法案の早期可決が不透明な情勢と報じられたことが嫌気された。NYダウは179ドル安(0.57%安)の30,996ドル。ナスダックは4日続伸。アップルやAMD、プラグパワーが上昇。ナスダック総合指数は前日比12ポイント高(0.09%高)の13,543ポイント。

週明けの東京市場は反発でのスタート。もみ合い展開の中、ジリ高の展開。TOPIXは小幅安となる場面も見られた。レンジ内の小幅な推移となっていたが、引け間際に買いが入り高値引け。大引けの日経平均は190円高の2万8,822円。売買代金は2兆1,050億円。TOPIXは5ポイント高の1,862ポイント。

新興市場は共に続伸。ジャスダック平均は6日続伸。シンバイオ製薬、ワークマン、サン電子が買われた。AKIBAはポリマテリアル充填工法がソフトバンク基地局建設に採用されたことを好感しストップ高。一方でハーモニックドライブやイメージワンは下落。マザーズ指数は4日続伸。バルミューダ、マクアケ、イグニスが上昇。TKPはSMBC日興証券の高評価を背景に上昇。対して、メルカリやJTOWER、太陽電池製造装置のNPCは下落。

チャート上では、陽線高値引けとなり大引けでの高値更新。1月14日のザラ場高値(2万8,979円)も目前の位置。

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東芝、「3年半ぶり1部復帰」で16%高
日本証券新聞1月26日(火)紙面1面TOP記事掲載

TOPIX算入、臨時株主総会、キオクシア上場… 2月25日に大量買い流入へ

東芝(6502・日足)

東芝(6502・2部)が東証1部に戻ってくる。2017年8月1日付の“2部陥落”から3年半ぶり。「29日からの1部指定」発表を受けた25日はカイ気配で始まり、一時ストップ高(16.9%高)まで買い進まれた。22日に私設取引で付けた3,270円(10.4%高)も大きく上回った。東芝を巡る様々な話題を追った。

2部指定替えを経て1部に返り咲くのは、11年3月のオリコ(8585)、17年12月のシャープ(6753)に次いで3例目だ。シャープの場合、16年8月1日降格から翌年12月7日には1部復帰を果たしたが、東芝は17年8月1日からほぼ3年半を要したことになる。昨年4月の1部指定申請からも9カ月(シャープの時は5カ月)かかり、満を持しての再昇格だが、臨時株主総会の基準日を2月1日に控えた微妙なタイミング(開催は3月か)である点も憶測を呼んでいるようだ。

総会開催を要求している大株主は、“旧村上ファンド”のエフィッシモと米運用会社ファラロンの2社だ。ちなみに、エフィッシモの保有金額が最も大きい銘柄は第一生命(8750)で、次いで東芝、以下リコー、ヤマダHD、川崎汽、日産車、サンケンと続く。

1部指定となれば、需給面から注目されるのはTOPIX組み入れだ。

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今日の市況概況
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1月25日(月)☆[概況/大引け]

日経平均は反発し高値引け(28,822円の190円高)。ルネサスエレクや三菱ケミカル、医薬品が高い

大引けの日経平均は28,822.29円の190.84円高、TOPIXは1,862.00ポイントの5.36ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,449、値下がり銘柄数は654。出来高は10億1,645万株、売買代金は2兆1,050億円。
日経平均は反発し高値引けとなった。

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