4月5日（月）のマーケット 
前週末の米国株式市場は復活祭前のグッドフライデー(聖金曜日)で休場。3月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比91万6千人増加と、市場予想の64万7千人増加を上回った。新型コロナウイルスワクチンの接種拡大や政府の追加支援策を受けて、飲食業の雇用が増加した模様。短縮取引が行われた米国債券市場では10年債利回りは前日比0.06％上昇の1.73％。
週明けの東京市場は、前週末の米雇用統計を好感して3万円の大台を回復してのスタート。寄り後直後に3万195円まで上昇を見せるも、その後は上値が重い展開。今夜のイースター休暇明けの米国株式市場の反応待ちで、狭いレンジでの値動きとなった。大引けの日経平均は3日続伸で、235円高の3万89円。売買代金は2兆953億円。TOPIXは11ポイント高の1,983ポイント。
新興市場は共に続伸。ジャスダック平均は小幅続伸。幼児活動研究会が2日連続のストップ高。直近IPO銘柄のイー・ロジットが急騰。シンバイオ製薬は続伸。一方で、ウエストHDやシキノハイテック、ガーラは下落。マザーズ指数は5日続伸。直近IPO銘柄のベビーカレンダーが2日連続のストップ高。ウェルスナビが買われ、ティアンドエスはキオクシア関連関連として注目され大幅高。対して、AppBankや交換できるくん、サイジニアは下落。
本日IPOのオキサイドは、公開価格2,800円に対して2.3倍の6,540円で初値形成となった。半導体ウエハの検査装置メーカー向けの単結晶・レーザの開発・製造・販売を行う半導体事業が柱。ほかに、ヘルスケア事業、光計測・新領域事業も展開している。
チャート上では、連日で大きくギャップアップとなり、3万円の大台を回復。日足ではパラボリックも陽転となった。
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【独占インタビュー 台湾発のAI企業 Appier Group】
日本証券新聞4月6日（火）紙面1面TOP記事掲載
チハン・ユーCEO、ウィニー・リーCOO 「ソフトウエア革命」の推進役に
3月30日にIPO(新規上場)した台湾のユニコーン企業、Appier Group(エイピア グループ、4180・東マ)。初値2,030円(公開価格比26%高)に対し、その後2,500円台に上昇したが、足元は初値近辺に調整を見ている。同社はAI―SaaS企業で、顧客の獲得・保持・購入促進・行動予測に寄与するAIをクラウドで提供している。弊紙はAppier共同創業者のチハン・ユーCEO(最高経営責任者)、ウィニー・リーCOO(最高執行責任者)に単独インタビューを実施。成長戦略、将来像などを聞いた。
ユーCEOは米ハーバード大学でAIの博士号を取得。2016年には世界経済フォーラムの「ヤング・グローバル・リーダー」に選ばれ、AI専門家として同フォーラムで評価された初の台湾出身者となった。同氏を知る人は、「彼はサイエンティスト。データで証明できないことは約束しない、自身が腹落ちしないことは話さないタイプ」という。
――上場の感想、上場の狙いをお願いします。
ユーCEO「上場は1つのマイルストーン。午後には普通に仕事に戻った。IPOにより資本市場にアクセスできるようになり、“次の高み”により行きやすくなった」
・・・続きは紙面・Digital版で！
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今日の市況概況
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4月5日（月）☆[概況/大引け]
米3月雇用統計を好感し日経平均は3万円回復。メガバンクと商社が買われ、こども庁関連が続伸。レノバはSMBC日興の格下げで安い
大引けの日経平均は30,089.25円の235.25円高、TOPIXは1,983.54ポイントの11.92ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,494、値下がり銘柄数は624。出来高は9億7,236万株、売買代金は2兆953億円。
先週末に発表された米国3月雇用統計が予想を大幅に上回ったため、週明けの日経平均は3日続伸となり3万円を回復した。
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