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コラム2021年6月2日

【本日のマーケット】6月2日(水)

6月2(水)のマーケット                                                                   

前日の米国株式市場でNYダウは4日続伸。5月のISM製造業景況指数は61.2と4月の60.7から上昇し、市場予想の60.9も上回った。NYダウは朝方319ドル高の3万4,849ドルまで上昇し、5月7日に付けた過去最高値の3万4,777ドルを上回ったが、長期金利の上昇を受けて伸び悩み。NYダウは45ドル(0.13%)高の34,575ドル。ナスダックは反落。ビヨンドミートやアムジェンが安い。ナスダック総合指数は前日比12ポイント(0.09%)安の13,736ポイント。S&P500指数は前日比2ポイント(0.05%)安の4,202。

本日の東京市場は、3日続落でのスタート。寄り後に先物主導で下げ幅を拡げ、248円安の2万8,565円まで下落。その後は徐々に値を戻し、日本でも遅ればせながらワクチン接種が進展していることを好感し、旅行関連の日本航空やJR東海が物色され、オフィス需要回復期待で東急不動産など不動産株にも買いが向かった。後場寄り直後には2万9,000円回復も見られたが、上値は抑えられた。東証33業種中28業種が上昇と幅広く物色され、大引けの日経平均は131円高の2万8,946円と3日ぶりに反発。売買代金は2兆7,747億円。TOPIXは16ポイント高の1,942ポイント。

新興市場はまちまちの展開が継続。JASDAQは5日続伸。博展は中国における展示会事業で業務提携を発表しストップ高。応用技術は一時ストップ高。ウチダエスコは業績上方修正を好感。一方で、リプロセルやANAP、ニッポン高度紙は下落。マザーズ指数は小幅に続落。BASEは反落。AIinsideは3日続落。ベビーカレンダーは続落。対して、新素材探索ソフトのHPCシステムズはストップ高。

チャート上では、連日で長い下ヒゲを伴い5日移動平均線上に位置。急騰を見せた先週金曜日の28日から上値を切り下げており、2万9,000円の節目が重く感じる。

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IPO再開、怒涛のラッシュへ
日本証券新聞6月3日(木)紙面1面TOP記事掲載

“玉石混交”6月の23社から注目株を探る

2日、IPO(新規上場)マーケットがほぼ1カ月ぶりに再開。6月IPO第1号のメイホーHD(7369・東マ、名セ)は公開価格比2.2倍の4,630円で初値を形成し、幸先の良いスタートを切った。同社は地場の建設関連事業者などを買収し、成長を遂げている。ここで6月IPOの注目株などを探るべく、複数のIPO市場関係者に取材してみた。

表の通り、6月IPOは23社に達し、IPOラッシュシーズンとして知られる3月、12月並み。「東証がマザーズ企業に成長性について、より厳密な説明を求めるようになり、3月に間に合わなかった企業が流れてきた」(IPO市場関係者)ことが社数が膨らんだ一因に挙がる。

社数増加は市場活性化、市場への資金流入につながり基本的に好ましい事象。

・・・続きは紙面・Digital版で!

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今日の市況概況
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6月2日(水)☆[概況/大引け]

職場や大学でのワクチン接種策で反発。旅行レジャー関連とオフィス関連の不動産が上昇

大引けの日経平均は131円高の2万8,946円、TOPIXは16ポイント高の1,942ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,259、値下がり銘柄数は842。出来高は12億4,876万株、売買代金は2兆7,747億円。
職場や大学でのワクチン接種策への期待が支えとなり、日経平均は反発した。

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