TOP  NSJアップデート  コラム  【本日のマーケット】12月28日(火)
コラム2021年12月28日

【本日のマーケット】12月28日(火)

12月28(火)のマーケット                                                                   

前日の米国株式市場で主要3指数は4日続伸。マスターカードが発表した11月1日~12月24日の利用状況によると、今年の米国年末商戦の小売売上高は前年比8.5%増加し、17年ぶりの高い伸びを記録した。百貨店のメーシーズやホームセンターのホームデポが買われた。長期金利低下でセールスフォースなどのIT関連も買われた。NYダウは351ドル(0.98%)高の36,302ドル。ナスダックではエヌビディアやAMDなど半導体関連が高い。NASDAQ総合指数は前日比217ポイント(1.39%)高の15,871ポイント。S&P500指数は前日比65ポイント(1.38%)高の4,791で連日の最高値更新。

本日の東京市場は、米国株の大幅上昇を受けてギャップアップでのスタート。2万8,900円台での推移から、一時は444円高の2万9,121円まで上昇。上値は抑えられるが、終始確りとした展開となった。大引けの日経平均は392円高の2万9,069円。売買代金は2兆1,688億円。TOPIXは27ポイント高の2,005ポイント。

新興市場も反発。JASDAQではシーズメンとフェローテックが買われ、半導体製造装置関連の内外テックが大幅高。一方、上昇続きだった3Dマトリックスは利益確定の売りに押され、ストップ安。マザーズではファーストリテと和解のアスタリスクが大幅続伸。サスメドは不眠症治療用アプリの販売権を塩野義に供与でストップ高。直近新規公開株のエフコードがストップ高。対して、リボミックは大幅安となった。

チャート上では、大きくギャップアップとなり、頭を抑えていた200日移動平均線を一気に飛び越えて2万9,000円台に到達。終値では75日移動平均線(2万9,057円)も回復となり、掉尾の一振を感じさせるチャート形状に。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NSJ Market Forcus
注目記事 Pick up
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日本株 アウトパフォームへの道
日本証券新聞12月29日(水)紙面1面TOP記事掲載

再び迫る“日米株価格差”最大値 反攻のカギは「設備投資」にあり

暮れも押し詰まって、遅ればせながらの年末ラリー。28日の日経平均は一時444.55円高と11月25日以来の戻り高値を記録した。とはいえ、やはり起点は米国株高。27日のS&P500が連日の最高値更新となるなかでは、1カ月ぶりの戻り高値にどうにか届いた程度の日本株の見劣りは否めないところか。

今年の日本株について、先のゴールドマン・サックス証券「2022年の展望」レポートは「相対ベースでは弱さが目立った1年」と総括していた。日経平均が約30年ぶりで3万円乗せした2月時点では、(単位は違えど)ニューヨークダウの水準まであと一息に迫ったが、ここから暗転。「ニューヨークダウと日経平均の実数の差」は、8月20日には過去最大の8,106.83まで急拡大。9月14日にいったん3,907.43まで縮まったものの、直近12月27日には7,625.92と再び最大値に近づいてきている。

・・・続きは紙面・Digital版で!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NSJ Market Forcus
今日の市況概況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

12月28日(火)☆[概況/大引け]

3日ぶりに反発。レーザーテックやソニーGが買われ、紙パルプには出遅れ株物色。レノバは2日連続ストップ安

大引けの日経平均は392円高の2万9,069円、TOPIXは27ポイント高の2,005ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,871、値下がり銘柄数は252。出来高は9億5,249万株、売買代金は2兆1,688億円。
年末商戦好調による米国株4日続伸が好感され、東証は3日ぶりに反発した。

詳しくはコチラ

関連記事