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コラム2022年4月26日

【本日のマーケット】4月26日(火)

4月26(火)のマーケット                                                                   

4月25日の米国株式市場でNYダウは3日ぶりに反発。中国で都市封鎖(ロックダウン)が拡大するとの観測で上海株が急落したため、米国株も売り先行で始まったが、中国の景気悪化懸念に伴い、安全資産である米国債が買われ、金利が低下したため、後半は反発に転じた。ツイッターはイーロン・マスク氏からの買収提案を受け入れで合意したと発表し上昇した。百貨店のコールズは、同じく百貨店のJCペニーのオーナーであるサイモン・プロパティーからの買収案提示観測報道で注目された。 NYダウは前日比238ドル(0.70%)高の34,049ドル。ナスダックは4日ぶりに反発。エヌビディアやマイクロソフト、AMDが買われた。ネットフリックスは4日続落。テスラは小幅安。NASDAQ総合指数は前日比165ポイント(1.29%)高の13,004ポイント。S&P500指数は前日比24ポイント(0.57%)高の4,296。

日経平均は米国株の反発に追随する格好となった。プライム市場では、ソフトバンクGやリクルート、ベイカレントが買われ、エムスリーは電子カルテ事業買収で上昇。5月の連休接近で電鉄やタイヤなどの行楽関連が買われた。ペプチドリームはGS証券による投資判断引き上げが寄与した。インソースは上期上方修正で急騰。一方、中国の都市封鎖拡大観測で非鉄と海運が安い。任天堂は「スーパーマリオ」映画の公開時期延期で下落。中外製薬は第1四半期好決算だったが、和解契約一時金のため下落。

スタンダード市場では、メディアリンクスは米アスタウンドがIP伝送ソリューションを用いてファイバー網を拡大したことで急騰。トーセは大幅続伸。直近新規公開株のフルハシEPOは続伸。一方、テクノホライゾンとCSランバー、マナックケミカル、木徳神糧は売られた。

グロース市場では、メルカリが反発し、JTOWERは8日ぶりに反発。Waqooは新世代プロテインを発売開始しストップ高。オキサイドはPET検査装置用シンチレータ単結晶に注目した水戸証券が新規「A」と評価。エッジテクやセカンドサイト、サークレイスは下落。

チャート上では上下にヒゲを伴う実体線の短い陰線。連休前ということもあり、上値を積極的に買う雰囲気はない。昨日からは下値を切り上げており、パラボリックの陽転は継続。

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今年もあるか“セル・イン・メイ”
日本証券新聞4月27日(水)紙面1面TOP記事掲載

ウォール街の相場格言「5月に売れ」の背景を探る

26日に4月末割り当ての権利付き最終日を通過し、27日は受け渡しベースでの「実質5月相場」入りとなる。この月になると、とかく話題を集めるのが例の相場格言、「セル・イン・メイ(5月に売れ)」だ。米FOMC(連邦公開市場委員会)を控え、米国金融政策が最大の関心事となっているが、思えば、テーパリング(量的緩和縮小)への警戒感から生じた2013年の「バーナンキショック」(当日の日経平均7.3%安)も、やはり5月のことだった。

セル・イン・メイの“本場”と言えば、やはり米国。その背景として、春先からの税還付による好需給効果が一巡し、反動が生じるタイミングが指摘されている。

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今日の市況概況
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4月26日(火)☆[概況/大引け]

反発だが上値抑制。ソフトバンクGやベイカレント、行楽関連が高く、任天堂と非鉄、海運は下落

大引けの日経平均は109円高の2万6,700円、TOPIXは1ポイント高の1,878ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,105、下落銘柄数は659。出来高は10億345万株、売買代金は2兆5,854億円。
米国株反発を受けて、日経平均も反発したが決算発表を確認したいという気持ちから伸び悩んだ。

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