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コラム2022年5月16日

【本日のマーケット】5月16日(月)

5月16(月)のマーケット                                                                   

5月13日の米国株式市場でNYダウは7日ぶりに大幅反発。前日までの6日間で2,330ドル下落したため、リバウンド狙いの買いと週末を控えたポジション調整の買い戻しが入った。ショッピファイやブロック、ロブロックスといったハイテク株の上げが目立った。NYダウは前日比466ドル(1.47%)高の32,196ドル。ナスダックも高く、テスラやAMD、エヌビディア、アマゾン、コインベースが買われた。NASDAQ総合指数は前日比434ポイント(3.82%)高の11,805ポイント。S&P500指数は前日比93ポイント(2.39%)高の4,023。

先週末の米株高を受けてギャップアップスタートとなったが、中国の経済指標悪化を嫌気して上げ幅を縮小。プライム市場では、OLCは有料整理券導入で買われた。日本郵政は自社株買いの発表を好感。レオパレス21は前期に営業黒字転換し急伸。イーレックスは決算が上方修正値から上振れしたことでストップ高。ワイエイシイは大幅増益継続予想で高騰。一方、川崎汽船は利食い売りに押された。ホンダとDOWAは今期営業減益予想で下落し、朝日インテックは1~3月期が微減益で安い。エンジャパンは大幅続落。

スタンダード市場では、REMIXと乾汽船は決算が計画を上回ったことで買われた。Jトラストは通期業績予想の上方修正を好感。NITTOKUは好決算で上昇。東映アニメが大幅続伸。セレスポとMipoxは今期減益予想で売られた。ズームは第1四半期が営業赤字で安い。

グロース市場では、アクリートとセカンドサイト、PKSHAは好決算で買われ、MRTは通期業績予想を上方修正し上昇した。ポートは自社株買いの発表が歓迎された。一方、セーフィーとChatwork、THECOOはそれぞれ第1四半期が営業赤字となり売られた。

チャート上では、上下にヒゲを伴う陰線。25日移動平均線(2万6,756円)を上抜ける場面も見られたが、頭を抑えられた。一目均衡表の雲の下限を上回っており、下には5日移動平均線がサポートしている。ここで踏み止まり、戻りを試すか注目される。

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注目記事 Pick up
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「前提レート」を徹底チェック
日本証券新聞5月17日(火)紙面1面TOP記事掲載

“悪い円安”でも外需企業にとっては増益要因

前週末の米国株高を受けて始まった16日の日経平均だが、上値は朝方の409.31円高まで。その後は上昇幅を10.96円まで縮小させる場面もあり(結局、TOPIXは引けもマイナス)、先物主導の不安定な相場展開となった。話題を集めてきた3月期決算発表も13日で9割以上を消化。16日に“最後の大物”三菱UFJFGやリクルート、電通あたりを終えれば、消化状況は98%を超えてくる。決算が出そろえば、機関投資家による銘柄入れ替えなどの動きも本格化してきそうだ。

ここでは、各社決算を評価するうえでも重要なポイントとなる「為替前提」についていま一度チェックしておきたい。

・・・続きは紙面・Digital版で!

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今日の市況概況
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5月16日(月)☆[概況/大引け]

続伸だが中国の経済指標悪化で上げ幅縮小。下落銘柄数の方が多く、TOPIXは小幅安

大引けの日経平均は119円高の2万6,547円、TOPIXは0.9ポイント安の1,863ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は634、下落銘柄数は1,172。出来高は15億49万株、売買代金は3兆1,759億円。
日経平均は続伸となったが、中国の4月の経済指標の悪化で上げ幅を縮めた。

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