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コラム2022年7月7日

【本日のマーケット】7月7日(木)

7月7(木)のマーケット                                                                   

7月6日の米国株式市場でNYダウは小反発。6月14日~15日に開催されたFOMC議事要旨が公表されたが、新たな材料に乏しかったため、買いが入った。ユナイテッドヘルスやファイザーなどディフェンシブ株が買われた。原油先物続落で石油株は売られ、2年債利回りが10年債利回りを上回る「逆イールド」の状態で利ザヤ縮小懸念からウェルズファーゴなど銀行株は売られた。NYダウは前日比69ドル(0.23%)高の31,037ドル。ナスダックは小幅だが3日続伸。エヌビディアとマイクロソフトが買われた。電気自動車のリビアン・オートモーティブは4~6月期の生産台数が4,401台と1~3月期の2,553台から増加したことで大幅高となった。ペイパルやコインベースは安い。NASDAQ総合指数は前日比39ポイント(0.35%)高の11,361ポイント。S&P500指数は前日比13ポイント(0.36%)高の3,845。

前場はETF分配金捻出売りが警戒され伸び悩んだが、韓国サムスン電子が買われたことで持ち直した。日銀が金融緩和を堅持する方針と報じられ、後場は高寄り。プライム市場では東京エレクが買われ、イオンとわらべやは好決算で大幅高。タイヤメーカーが上昇し、三菱地所などの不動産株も高い。一方、大阪チタニウムは続落。新型コロナの感染拡大を受けて、ロイヤルHDやサイゼリヤなど外食産業が売られ、アルバイトの求人が減るという懸念からディップも安い。

スタンダード市場では、水素空気電池開発のFDKが再び物色され高騰。コックスは第1四半期が営業黒字転換で一時ストップ高。ガソリン価格低下により自動車補修を控える動きが減ると期待され、ムラキはストップ高。ホーブは反落し、東洋合成はシティグループが「売り」判断。

グロース市場では、スパイダープラスは知財戦略強化で一時ストップ高。直近新規公開株のEDPやANYCOLOR、M&A総研が買われた。ヘッドウォータースは大成建設の統合管理システムのパートナーに認定されストップ高。ビジョナルはグループ会社ビズリーチの社長逝去で下落。

チャート上では、長い下ヒゲを伴う陽線。再び5日移動平均線(2万6,222円)を上回り、一時はは2万6,500円乗せとなった。

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どうした!どうなる?コロナ第7波襲来
日本証券新聞7月8日(金)紙面1面TOP記事掲載

△ワクチン関連 ▼旅行関連 明暗分かれる 中韓の感染拡大にも波紋

新型コロナウイルスの感染者が急上昇。東京都の6日の新規感染者は8,341人と前週比で倍増。4月以来の8,000人超えとなった。ワクチンやコロナ対策銘柄が上昇する半面、旅行代理店などリ・オープニング関係は値を下げた。

オミクロン株の1つで感染力が強い「BA.5」に置き換わっており、人出の増加や冷房使用で換気が不十分なことなどが原因とされる。コロナ感染第7波が懸念されている。

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今日の市況概況
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7月7日(木)☆[概況/大引け]

日銀が金融緩和を堅持する方針と報じられ、後場は居所を変えた

大引けの日経平均は382円高の2万6,490円、TOPIXは26ポイント高の1,882ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,380、下落銘柄数は404。出来高は12億7,895万株、売買代金は2兆9,922億円。
日経平均は、前場はETF分配金捻出売りが警戒され伸び悩んだが、韓国サムスン電子が決算発表で買われたことを受けて、持ち直した。
そして、日銀が金融緩和を堅持する方針と報じられ、後場は高寄りとなった。

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