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コラム2022年7月12日

【本日のマーケット】7月12日(火)

7月12(火)のマーケット                                                                   

7月11日の米国株式市場は下落。中国の上海市で新型コロナの「BA.5」が確認されたことや、マカオが事実上の都市封鎖を実施したことが警戒された。ツイッターが急落。イーロン・マスク氏が買収を取りやめることに対して、ツイッター側は合併契約を実施するための法的措置を講じる予定と報じられた。ナイキは中国関連として下落。NYダウは前日比164ドル(0.52%)安の31,173ドル。ナスダックは6日ぶりに反落。テスラやエヌビディア、メタプラットフォームズが売られた。NASDAQ総合指数は前日比262ポイント(2.26%)安の11,372ポイント。S&P500指数は前日比44ポイント(1.15%)安の3,854。

東証プライム市場はほぼ全面安。中国の感染再拡大による行動制限リスクに加えて、ロシアがドイツへの天然ガスパイプラインをメンテナンスを理由に10日間供給停止とした。欧州ではロシアが報復措置のために、点検終了後も再開しないのではないかと警戒されている。中国と欧州の景気悪化リスクで機械や電機、非鉄が下落率上位。再生可能エネルギー関連のレノバが安い。一方、ローソンは大幅増益で上昇し、コスモス薬品と新日本科学が高い。

スタンダード市場では、フェローテックとハーモニックが売られ、協和コンサルとホーブ、タカトリが大幅安となった。メディアリンクスは韓国KBS放送に4K映像配信のIP伝送技術が採用されストップ高。シライ電子は業績上方修正が好感された。シンワワイズは反発した。

グロース市場では、フリークアウトやサスメド、メドレーが売られた。クリングルファーマは共同研究先の東京医科歯科大が臨床研究で第1例目を実施し一時ストップ高。Kudanは中国企業が同社の技術を統合した自律走行型配送車の提供開始で上昇。シリコンスタジオは続伸。

チャート上では、寄付きが高値の大陰線。わずかに下ヒゲを伴うがほぼ安値圏での大引けとなった。再び25日移動平均線(2万6,614円)を下回った。

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注目記事 Pick up
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決算プレイに“3つの視点”
日本証券新聞7月13日(水)紙面1面TOP記事掲載

12日ホギメディで本格化へ 3月期決算銘柄の狙い方

参院選“ご祝儀”相場も1日限り。再び欧州、中国情勢に視線が向かい、12日の日経平均は一時534.02円安に売られたが、そうしたなかでも、コスモス薬品(3349・P関連記事)や進和(7607・P)が値上がり率上位に名を連ねるなど決算発表銘柄での局地戦の動きが見られた。それぞれ5、8月期決算だが、3月期も12日のホギメディカルを皮切りに、これから本格化してくる。注目できそうな銘柄群を探った。

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今日の市況概況
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7月12日(火)☆[概況/大引け]

ほぼ全面安。ロシアが独への天然ガスパイプラインを10日間停止したが、市場では再開しないリスクを警戒

大引けの日経平均は475円安の2万6,336円、TOPIXは31ポイント安の1,883ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は161、下落銘柄数は1,654。出来高は10億6,110万株、売買代金は2兆4,593億円。
東証プライム市場はほぼ全面安。

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