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コラム2022年7月19日

【本日のマーケット】7月19日(火)

7月19(火)のマーケット                                                                   

7月18日の米国株式市場は反落。アップルが景気悪化に対応し、来年、一部の部門で採用と支出のペースを落とす計画と報じられたことで売られ、相場全体にも悪影響を及ぼした。NY証券取引所ではユナイテッドヘルスやジョンソン&ジョンソンが売られ、ゴールドマン・サックスは4~6月期の業績がアナリスト予想を上回ったことで買われた。NYダウは前日比215ドル(0.69%)安の31,072ドル。ナスダックスではアップルやクアルコム、TモバイルUSが売られたが、コインベースは上昇した。NASDAQ総合指数は前日比92ポイント(0.81%)安の11,360ポイント。S&P500指数は前日比32ポイント(0.84%)安の3,830。

日経平均は4日続伸だが2万7000円では上値抑制。プライム市場では、ファーストリテと海運が買われ、石油関連も高い。ソニーGは電気自動車の自動運転で省電力に役立つセンサーを開発することで上昇。ベクトルは好決算で急騰。一方、第一三共は米特許庁がシージェンへの特許無効の審査手続きを中止したことで売られた。アステリアは出資先が14日にNASDAQに上場し、材料出尽くしから下落。サインポストはNTTによる無人店舗システムへの参入を警戒。

スタンダード市場では、シンワワイズが5日続伸。出前館は通期の営業赤字幅縮小見通しで上昇。原発関連の岡野バルブは2日連続ストップ高。サイバーステップは赤字拡大決算だったが、悪材料出尽くし感でストップ高。ウエストHDは大幅続落となり、ミタチ産業は今期減益予想で下落。

グロース市場では、リックソフトが好決算でストップ高。PSSと窪田製薬が高い。サイエンスアーツは第3四半期累計が営業赤字転換となり急騰。ココナラは通期の営業赤字予想が縮小する見通しで買われた。EDPやJTOWERが売られた。アスタリスクは減益決算で大幅反落。

チャート上ではギャップアップで寄付き、2万7000円台回復でのスタート。大引けでは下ヒゲの長い陰線となったが、75日移動平均線(2万6,851円)を上回った。

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「インフレが日本企業の技術磨く」フィデリティ投信 重見吉徳マクロストラテジスト語る
日本証券新聞7月20日(水)紙面1面TOP記事掲載

危機を好機に CPIショック乗り越え株買いへ

世界で半世紀ぶりにエネルギー危機が襲来し、ディスインフレからインフレへの転換が起きつつある。米国をはじめ各国の金融引き締めがマーケットを揺さぶるものの、インフレは日本企業にとって最大の好機だ――。フィデリティ投信の重見吉徳マクロストラテジスト(写真)は14日に開催したメディア向け勉強会で強気の見方を示した。

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今日の市況概況
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7月19日(火)☆[概況/大引け]

日経平均は4日続伸だが2万7,000円では上値抑制

大引けの日経平均は173円高の2万6,961円、TOPIXは10ポイント高の1,902ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,161、下落銘柄数は617。出来高は9億7,242万株、売買代金は2兆4,278億円。
日経平均は4日続伸だが2万7,000円では上値が抑制された。

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