7月30日(木)のマーケット
7月29日のNYダウは売られ、ナスダックは6日続落。FOMCは金利据え置きを決定したが、9対3の決定で、3人は利上げを主張し反対票を投じた。ウォーシュFRB議長は会見で、「ガイダンスの縮小には移行期間が必要になるという点を重く受け止めている」、「少なくとも年内は、前任者の下で決められた通り、FOMC後の記者会見を継続する」と語ったため、市場では金融政策運営の不透明感も警戒された。半導体製造装置のKLAは第4四半期決算と第1四半期の見通しがアナリスト予想を上回ったが株価は下落した。第4四半期のフリーキャッシュフローがアナリスト予想を下回ったことが響いた。キャタピラーはベアードが投資判断を下げたことで売られた。全米でデータセンター建設への反発が広がっており、2027年以降、発電設備への需要が減退する可能性があることが理由。NYダウは前日比433ポイント(1.74%)安の24,442、S&P500指数は前日比112ポイント(1.52%)安の7,316。
アドバンテストが通期予想を上方修正し大幅高。日経平均は一時1490円高の6万2924円となったが、後場は上げ幅を縮めた。タムロンはソニーグループが買収提案と報じられストップ高。キオクシアは最高値から「半値八掛け二割引き」の水準になり買いが入った。ただ、東証プライム市場全体では下落銘柄数の方が多く、TOPIXは小幅安。銀行や証券が安い。英アームの下落でソフトバンクGは値下がり。清水建設が年初来安値を更新した。
スタンダード市場では、湖北工業がAIサーバーやデータセンター向けにリード端子が好調で上期予想を上方修正したことで買われた。28日に上方修正したテセックは大幅続伸。直近新規公開株のビーエイブルが売られ、シリコンスタジオは反落。副首都関連の誠建設は続落となった。
グロース市場は値動きが乏しい展開となった。J・TECは第1四半期が営業黒字で買われた。QDレーザが反発。はてなはKADOKAWAとAIを活用した次世代小説エディタを共同開発したが株価はストップ安。直近新規公開株のアイ・グリッドが売られた。
日足チャート上では、長めの上ヒゲを伴う陽線。上値は5日移動平均線(6万3041円)に迫ったが、上値は重かった。売られ過ぎ水準に位置していることで、昨日安値を割り込むことは無かった。
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注目記事 Pick up
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【アドテスト決算にサプライズ AI・半導体関連 最悪期は通過?】
日本証券新聞7月31日(金)紙面1面記事掲載
31日はキオクシアが発表
これで最悪期通過となるのか。29日の引け後に好決算を発表したアドバンテスト(6857・P)がけん引役となり、30日は日経平均株価が3日ぶりに反発、一時1,500円近く上昇した。米国では29日の引け後に決算を発表したマイクロソフト(MSFT)が時間外で上昇。内容にもよるが好決算が受け入れられる地合いとなってきたようだ。
アドバンテストの2027年3月期第1四半期(4~6月)は売上高が前年同期比39.4%増の3,674億7,300万円、営業利益が同53.3%増の1,899億9,000万円と大幅な増収増益となり、通期予想もそれぞれ前期比51.9%増の1兆7,140億円(従来予想は1兆4,200億円)、同69.5%増の8,460億円(同6,275億円)に増額された。モルガン・スタンレーMUFG証券が「文句なしの好決算」、SMBC日興証券が「想定以上の上方修正」とするなど、主要なアナリスト予想も上回った。朝方はカイ気配で始まり、前日比4,225円(16.7%)高の2万9,425円まで買われる場面があった。
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今日の市況概況
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7月30日(木)☆[概況/大引け]
アドバンテストは高いが、TOPIXは小幅安

大引けの日経平均は433円高の6万1,867円、TOPIXは21ポイント高の3.952ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数534、下落銘柄数は997。出来高は30億462万株、売買代金は12兆6,645億円。
アドバンテストが通期予想を上方修正し大幅高。日経平均は一時1490円高の6万2,924円となったが、後場は上げ幅を縮めた。
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