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コラム2026年8月28日

【本日のマーケット】8月28日(金)週末版 鈴木一之氏特別寄稿

8月28日(金)のマーケット                                                                   

8月27日の米国株は反発。セールスフォースが急騰し、エヌビディアの上昇も寄与した。セールスフォースは通期の売上予想を上方修正し、アンソロピックとの提携拡大も発表した。エヌビディアは通期7割増収見通しが好感された。セキュリティのクラウドストライクも売上見通しの上方修正で買われた。モデルナは続落となり、コストコは3日続落。NYダウは前日比105ドル(0.20%)高の53,569ドル。NASDAQ総合指数は前日比411ポイント(1.57%)高の26,541、S&P500指数は前日比55ポイント(0.72%)高の7,730。

日経平均は反発。米国でセールスフォースが急騰したため、NECや富士通、サイボウズ、Sansanなどのソフトウエア関連が買われた。電通総研は伊藤忠によるTOB(株式公開買い付け)提案で上昇。韓国のサムスン電機が積層セラミックコンデンサーの値上げ観測で太陽誘電に連想買い。リクルートや東洋エンジが高い。一方、キオクシアHDは生産能力拡大がNAND市況軟化要因という見方から売られた。フジクラなど光ファイバー関連は反落。

スタンダード市場では、シリコンスタジオが官公庁事業推進室の新設でストップ高。トライアイズは2日連続ストップ高。自動運転関連のアイサンテクノロジーが大幅反発となり、ヴィッツはストップ高。イーソルも自動運転関連の物色が波及。一方、アサカ理研は7日ぶりに反落。

グロース市場では、自動運転関連のティアフォーがストップ高。エコモットはヒグマ対策でフィジカルAI活用の自律巡回ロボットシステムの開発開始でストップ高。テラドローンが4日続伸、オンコリスバイオが続伸。QDレーザとアスタリスクは反落した。

日足チャート上では、長めの上ヒゲを伴う陽線。上ヒゲ部分は一目均衡表の雲抜け水準(6万6903円)に接近したが頭を抑えられる展開となった。上向きとなった5日移動平均線(6万6036円)がサポートとなり、6万6000円台を維持した。来週は抵抗となった75日移動平均線(6万6457円)を上抜き、雲抜けが達成できるか注目される。週足では長めの下ヒゲを伴う陽線。13週移動平均線(6万7029円)が抵抗となったが、ここを明確に上抜けるかがポイントとなる。

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★☆★ 《特別寄稿》鈴木一之 スズカズ・アイ ★☆★
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鈴木一之です。8 月 相場も終わり、来週からは9 月相場になります。マーケットでは秋相場の始まりです。

経験で言えば「秋は魔物が棲む」と言われます。大幅な相場調整に見舞われやすく、季節的には軟調な値動きになりやすい時期です。特に今年は米国で中間選挙が実施されるため、通常の年よりも振れ幅が大きくなる可能性が大です。

ただでさえ不安定化しやすいこの時期に、日米はそろって財政赤字問題を抱えており、さらにはインフレ、AI 投資に伴う巨額の資金調達など、金利が上昇しやすい状況が重なります。

ベッセント財務長官は先週、国債の買い入れ上限額を 20 億ドルから 40 億ドルへに引き上げたばかりです。今後はこの「バイバック」政策の意図や行先を注視する展開が続くでしょう。

さっそく財政赤字の問題を巡って、金融当局と市場の間で行き違いも見られています。

米長期金利の低下を促す政策にばかり、注意が向けられる状況が続くとみられます。

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注目記事 Pick up
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【超高齢化社会に企業は“LX”推進を 日本総研が提唱
日本証券新聞 8月31日(月)紙面1面TOP記事掲載 

ダイセル、SOMPOなど先駆的取り組み

SOMPOHD(8630・週足)

DX(デジタルトランスフォーメーション)、AX(AIトランスフォーメーション)など、企業や社会にさまざまな変革が求められている中、日本総研は27日、超高齢社会に対応するLX(ロンジェビティ=長寿=・トランスフォーメーション)を発表した。世界でも類を見ないスピードで進んでいる日本の長寿社会に、企業が事業、組織、人事とあらゆる面での対応が求められるもの。既に先進的な企業は取り組みを始めている。

日本の高齢化率は2040年に34.8%と3人に1人以上が高齢者になる一方、医学の進歩などで健康寿命も現在より約5歳延びて男性は77.8歳、女性は79.4歳になると見込まれる。現在、65歳以上の高齢者世帯は消費の約4割、金融資産の5割超を占めているが、今後、さらに影響力を強め、日本経済の主役になると想定される。関連市場もヘルスケアだけでなく、金融、住宅、ITなど幅広い。日本総研は「あらゆる産業で高齢化に対応した製品、サービスの需要が高まる」と予測する。市場規模は20年の25兆円が50年には77兆円と3倍以上に膨らむ見込み。

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今日の市況概況
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8月28日(金)☆[概況/大引け] 

FRB議長の講演を控え、終盤は伸び悩んだ

大引けの日経平均は273円高の6万6,405円、TOPIXは29ポイント高の4,146ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は873、下落銘柄数は635。出来高は21億7,795万株、売買代金は8兆1,223億円。
日経平均は反発したが、FRB議長の講演を控え、終盤は伸び悩んだ。

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