10月29日(木)のマーケット
10月28日の米国株は小幅続伸。FOMCは政策金利の据え置きを決定。ウォーシュFRB議長は会見でインフレは高すぎると述べたため、利上げに含みを持たせたと受け止められた。韓国市場でSKハイニックスが大幅高となったことを受けて、マイクロン・テクノロジーが買われた。オラクルは2029年5月期のフリーキャッシュフローが300億ドル(約4兆7400億円)になるとの見通しを示した。AI巨額投資に対する回収懸念を和らげる内容という見方から大幅高。データセンター向け電源・冷却装置を手掛けるバーティブ・ホールディングスは第3四半期の売上高がアナリスト予想を上回り、通期見通しを引き上げたため大幅高となった。NYダウは前日比97ドル(0.19%)高の52,475ドル。NASDAQ総合指数は前日比72ポイント(0.27%)高の26,549、S&P500指数は前日比21ポイント(0.28%)高の7,743。
日経平均は荒い値動き。アドバンテストの好決算で日経平均は10時過ぎまで上向きだったが、韓国のサムスン電子の半導体部門の営業利益がアナリスト予想に届かず下落したため、失速した。一時小幅安となったが、TOPIXのリバランスへの期待で再び上昇。キオクシアや古河電工が高い。銀行株も上昇。一方、日立とNECは業績予想を上方修正したが物足りないという見方で売られた。小野薬は臨床試験で主要評価項目を達成せず急落した。
スタンダード市場では、セキュアヴェイルが大幅続落。中央発條は業績予想の下方修正でストップ安。ユビキタスAIは信用取引規制でストップ安。ニッポン高度紙は業績上方修正で買われた。Jエスコムがストップ高。ASAHI EITOは「希ガス」事業の進捗でストップ高。
グロース市場では、GNIとオンコリスが大幅反落。EDPは本田技研と共同開発契約だが費用負担が警戒され大幅安。ファーストアカウンティングやプログレスが安値更新。ティアフォーはモルガン・スタンレーの格下げで前場は売られたが後場は反発。トライアルは5日続伸。
日足チャート上では、短い上ヒゲと長い下ヒゲを伴う陽線。3日連続の陽線で“赤三兵”を示現。10月13日以降、陰転継続のパラボリックが目前に迫っており、陽転間近となった。11月相場入りで新しい相場の兆しとなるか注目される。
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注目記事 Pick up
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【どうみるAI関連 アドテストが大幅増額】
日本証券新聞10月30日(金)紙面1面記事掲載
ハイパースケーラーはCFで明暗
主要ハイテク企業の決算発表が本格化。29日は前日引け後に大幅な増額修正を発表したアドバンテスト(6857・P)が一時9%を超える急伸。日経平均株価は一時800円を超える上昇を見せたが、アドバンテストが伸び悩むと小幅安に沈むなど同社株の値動きに振り回される展開。米国では28日引け後にマイクロソフト(MSFT)、グーグルの親会アルファベット(GOOGLE)が四半期決算を発表、ともにクラウド事業は好調だったが、キャッシュフロー(CF)の内容が株価の明暗を分けた。
アドバンテストの2027年3月期第2四半期(4~9月)は売上高が前年同期比60.5%増の8,452億円、営業利益が同96.5%増の4,568億900万円と大幅な増収増益だった。AIサーバーに使われるGPU(画像処理半導体)やCPU(中央演算処理装置)などの先端半導体向けにSoC(システム・オン・チップ)テスターが大きく伸び、HBM(高帯域メモリー)やNANDフラッシュなどメモリー向けも大幅に増加。
先端半導体の高度化・複雑化に伴いテスト量も増加しており、下期以降もテスター需要の増加は続く見通し。
・・・続きは紙面・Digital版で
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今日の市況概況
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10月29日(木)☆[概況/大引け]
ジグザグの動き。アドバンテストで買われ、サムスン電子で売られ、TOPIXリバランスで再び上昇

大引けの日経平均は705円高の6万4,659円、TOPIXは11ポイント高の4,003ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は735、下落銘柄数は781。出来高は41億4,801万株、売買代金は13兆8,657億円。
日経平均は荒い値動き。
アドバンテストの好決算で日経平均は10時過ぎまで上向きだったが、韓国のサムスン電子の半導体部門の営業利益がアナリスト予想に届かず下落したため、失速した。
一時小幅安となったが、大引けのTOPIXのリバランスへの期待で再び上昇。
TOPIXの定期銘柄入れ替えと浮動株比率の定期見直しのリバランスは10月29日と11月27日の2段階で実施される。
それぞれ約1.1兆円の買い需要が見込まれている。
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