11月4日(水)のマーケット
11月3日のNYダウは反落、ナスダックは4日ぶりに反発した。中間選挙の結果判明前で様子見姿勢。アップルは10~12月期の粗利益率が予想を下回る見通しと説明したために売られた。ECコマースプラットフォームのショッピファイは第3四半期の流通総額とサブスクリプション収入がアナリスト予想を下回ったために下落した。一方、エヌビディアは5日ぶりに反発し、AMDとオラクルは4日ぶりに反発した。NYダウは前日比197ドル(0.38%)安の51,786ドル。NASDAQ総合指数は前日比207ポイント(0.83%)高の25,372、S&P500指数は前日比27ポイント(0.36%)高の7,568。
米国中間選挙で民主党が優勢と報じられ、日経平均は一時6万円に接近。AI規制強化の見方からキオクシアや太陽誘電、古河電工などが売られた。三井化学は、官民ファンドの産業革新投資機構がJSRを三井化学に売却方針と報じられ、買収資金調達のための増資リスクが警戒され大幅安。三菱商事は上期好決算と自社株買いの発表で高い。ヤマトHDは米ファラロン・キャピタルが経営改革のために長尾会長の退任を求めたことで大幅高となった。
スタンダード市場では、精工技研が反落し、日本電子材料とsantecが3日続落。ペガサスは業績が大幅に悪化した中でも大幅増配を発表したことが好感され3日連続ストップ高。ERTHは大幅続伸。スズデンは業績予想の上方修正で反発。千代田化工も業績上方修正で買われた。
グロース市場では、データセクションとテラドローンが5日続落。サイバートラストとサイバーセキュリティも5日続落。国交省がハンドル無し自動運転車を一律認定の観測報道を受け、ティアフォーが買われた。ダイナミックマップが反発。オンコリスバイオは3日続伸。
日足チャート上では、長い下ヒゲを伴う陰線。一時は3000円超の下落幅となり、6万円割れ寸前まで急落となる場面も見られた。ボリンジャーバンドのマイナス2シグマ(6万432円)を下抜けた水準で買い戻しが入り、13時30分過ぎから急速に下げ幅を縮めた。米中間選挙というビッグイベント通過で、上下幅3075円とボラタイルな値動きとなった。
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注目記事 Pick up
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【米中間選挙 想定以上の民主躍進】
日本証券新聞11月5日(木)紙面1面記事掲載
3,051円安の後は 急速に下げ渋って893円安
焦点の米中間選挙。「下院の民主党過半数は織り込み済み、上院は激戦7州の動向次第」のはずだったが…。開票が進んで事前想定以上の民主党躍進(ブルーウェーブ)が明らかになるほどに日経平均や韓国KOSPI、時間外取引の米NASDAQ先物などが急落。米10年債利回りは急低下するなどリスク・オフ的な初期反応を示した。
激戦州の上院選では、少し遅れて日本時間11時に開票が始まったテキサス、同11時30分のオハイオで早々に民主党候補の当確が報じられた。データセンター集積州で、マスク氏も介入したテキサスでは38年ぶりの民主党上院選勝利。現職議員を候補から降ろす形で“MAGA派”を立てたトランプ大統領が信用失墜した格好だ。オハイオにしても、副大統領に就任したバンス氏の後任候補があっさり敗北。続いて94年ぶりとなるカンザスやアイオワでも民主党が制して上下両院の過半数(51議席)確実となった。
・・・続きは紙面・Digital版で
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今日の市況概況
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11月4日(水)☆[概況/大引け]
終盤は下げ幅を縮めた。議会のAI規制には大統領が拒否権という見方も

大引けの日経平均は893円安の6万2,188円、TOPIXは34ポイント安の3,895ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は425、下落銘柄数は1,085。出来高は35億1,279万株、売買代金は10兆8,055億円。
アメリカの中間選挙で民主党が両院で過半数を獲得することが確実と報じられた。
民主党の候補は、データセンターの建設の一時停止や規制強化を主張する候補が目立った。
民主党側で重視されているのが、「データセンターが必要とする電力設備の費用を一般家庭に負担させない」という考え方だという。
AI規制強化への懸念から、AI・半導体関連やデータセンター関連のキオクシアや太陽誘電、古河電工などが売られ、日経平均は後場に一時3,051円安の6万30円となった。
だが、6万円は割り込まなかったため、リバウンド狙いの買いも入り、下げ幅を縮めた。
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