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コラム2020年5月18日

【緊急開設 新型コロナウイルス関連ページ】食品・飲料業界への影響シナリオ分析

xenoBrainによるAI解析

経済の未来をスコア化するSaaS型AIサービスを展開しているxenodata lab(ゼノデータ・ラボ) 

AI解析ツールの【xenoBrain】で膨大なデータから企業業績や需要動向、素材価格の将来動向についてAIが総合的に評価したスコアを生成。より高度な意思決定のサポートとなるツールを提供しております。

今回、【xenoBrain】を利用して「新型コロナウイルスの国内上場企業への影響予測」を行いました。SaaS型AIサービス『xenoBrain』で提供している解析結果を一部抜粋、集計しまとめた情報となります。昨今の新型コロナウイルスに関連する国内の状況を鑑み、解析結果の一部の無料公開に踏み切りました。今後のアクションを考える一つの指針としてお役立てください。

 

ポジティブインパクトの業界に焦点をあて、AI予測レポートを見てみる。

【xenoBrain】では、CLASS 4 経済影響規模大として、製薬、スーパー・コンビニ、食料・飲料、通信インフラ、ドラッグストア・薬局、等10業界を挙げている。第4回目の今回は、食品・飲料業界をピックアップ。

新型コロナウイルスの食品・飲料業界への影響シナリオ *出所: 

業界別に見る新型コロナウイルスの影響

食品・飲料業界への影響シナリオ分析

感染拡大に伴う外出、多人数での会合の自粛要請を受け、外食需要が急激に落ち込み、減益影響が示唆されている。
一方、外出自粛により内食需要、巣ごもり需要の増加からスーパーや加工食品の需要拡大が予測された。

食品・飲料業界に影響する主なトピック例

1 日本外食需要減少

2 日本臨時休校実施

 

食品・飲料業界の企業別影響予測ランキング

【増益可能性 上位10社】

集計:2020/4/12時点

【減益可能性 上位10社】

新型コロナウイルスの食品・飲料業界への影響 最新ニュース

新型コロナウイルスの業界への影響を記載した、業界専門誌の考察記事や主要経済誌のニュースをピックアップしています。

2020/05/13

■アサヒグループ食品は、外出自粛の中、家の中で前向きに楽しむための情報を積極的に提供する。
■幅広いカテゴリーでそれぞれトップシェアブランドを有する強みを生かした情報を発信する。
■家庭内需要の拡大やまとめ買いでフリーズドライの味噌汁が3月単月で前年同月比約20%増加。

2020/05/13

■日本のコカ・コーラシステムは、システムを挙げて新型コロナウイルスの感染拡大に立ち向かう。
■医療機関などに対して清涼飲料約130万本を寄贈する「Refresh Japan」プログラムを開始。
■5月中旬から公益社団法人日本医師会を通じ、全国の感染症指定医療機関などに対して製品の寄贈を開始する。

2020/05/08

■アサヒ飲料は、「カルピス」を「牛乳」で割って楽しむ提案をSNS活用によって強化する。
■新型コロナウイルス感染拡大による給食禁止や業務用の需要が激減する牛乳の需要拡大に取り組む。
■また、酪農家への貢献を目指す。

2020/5/01

■新型コロナによる外出自粛が長期化する中、「アレルギー対応食品が入手しにくい」という声に対応。
■小麦アレルギーの子どもがいる家庭を対象に、同社製小麦粉不使用商品を先着100人に無償配布。
■4月28日から受け付けており、数量に達し次第終了。

2020/5/01

■米食品大手ケロッグが30日発表した2020年1~3月期決算は、23%の増益となった。
■新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出制限の影響で、加工食品などの販売が好調だった。