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IPO2019年8月23日

新規上場紹介 アミファ 9月19日、JASDAQ 100円ショップに商品納入

アミファ(7800)が9月19日、JASDAQに新規上場する。

100円ショップを主とした国内外の小売業者や卸売業者にライフスタイル雑貨を販売している。100円ショップ大手4社と取引があり、販売数は年間約8,000万個に及ぶ。自社工場設備は持たず、国内外の工場へ委託生産を行うファブレスメーカー。海外企業からの仕入・調達金額が約83%を占めている。その大半は米ドル建てでの契約。

ライフスタイル雑貨とは、ギフトラッピング商品、デザイン文具、キッチン・テーブルウエアなど。例えば、ギフトラッピングは、お菓子など消費者が手作りする食品をラッピングする紙やフィルム製の袋、ボックス、リボンなど。また、デザイン文具は実用性だけでなく、使うことを楽しむ文具としてメモパッド、ノート、ふせん、ダイアリーなどがある。「amifa」ブランドで販売される商品と販売先ブランド名で提供している商品がある。売上高の75~80%は通年販売を行う「定番商品」。ハロウィン・クリスマス向けなどの季節的商品や個別のテーマ商品など販売期間が限定的な「スポット型商品」が20~25%。

商品のターゲットは主に女性。日用品など無いと生活に困る商品というよりも、あったら暮らしが楽しくなる嗜好品を中心としているため、消費者の心の琴線に触れる商品であることが大切と考えている。商品開発部署に女性を中心とした28名(7月末)のデザイナーを配置するほか、国内外ネットワークを通じた100名以上のフリーランスイラストレーターと直接コミュニケーションを取り、企画の意図を伝えながら共同作業で商品をデザインしている。

100円ショップでは頻繁に来店するリピーター、ファンの維持拡大が課題。同社でも廃番と新商品発売を繰り返す「改廃サイクル」のスピードを重視。商品開発を内製化することで改廃スケジュールに遅れが出ないようにコントロールを行い、年間約1,300アイテムの新商品をタイミング良く市場に投入している。

100円ショップ向けの「ワンプライス商品」が売上高全体の86%(前9月期)を占める。ほかに、総合スーパーや製菓メーカーといった固定顧客などにラッピングやギフト用装飾などを受託生産する「OEM商品」、ブリザードフラワーや花器などの「フルール商品」などで構成している。

経営戦略としては、商品企画力の強化、商品群の多様化、品質管理体制の強化、物流業務の効率化など。また、主要顧客の100円ショップは海外での店舗展開の拡充を図っている。海外消費者の嗜好に合うワンプライス商品開発の要請が寄せられており、企画開発、商品数の拡大を図る。ワンプライス商品は訪日客のお土産としての需要もあるため、東京オリンピック・パラリンピック開催をにらみ、海外からの旅行者も視野に入れてデザインとパッケージを含めたアピール性、買いやすさを追求して需要に対応していく。

概要

●事業内容=主にライフスタイル雑貨の企画・仕入・卸販売
●本社=東京都港区北青山2-13-5
●代表者=藤井愉三代表取締役社長
●設立=1973年10月
●上場前資本金=3,200万円
●発行済み株式数=320万株(上場時)
●筆頭株主=ウィステリア(上場前41.37%)
●公募株式数=45万5,000株
●売出株式数=50万株(このほかオーバーアロットメントで14万3,200株)
●仮条件=8月29日に決定
●ブックビル期間=9月2日から6日まで
●引受証券=野村(主幹事)、みずほ、SMBC日興、岡三、SBI

業績推移(単体)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2017.9 4,112 313 84.31 25.3
2018.9 4,736 198 96.44 19
2019.9(予) 4,835 252 59.64 16
※単位100万円、1株利益、配当は円

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