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IPO2021年6月21日

新規上場紹介 ラキール 7月16日 マザーズ 顧客の真のDXを実現

ラキール(4074)が7月16日、マザーズに新規上場する。企業向けのシステム開発やDX(デジタルトランスフォーメーション)関連サービスを行っている。

DX関連サービスでは、アプリケーション開発を効率的に行うための環境「LaKeel DX」を開発、提供している。顧客企業はそれを活用して、アマゾンやマイクロソフトなどの大手クラウド事業者が提供するプラットフォームでアプリ開発、運用ができる。

「LaKeel DX」は企業のシステム開発を可能とする細かな部品を数多く用意しており、それらを自在に組み合わせることで、必要な業務機能が素早く実現できる。この開発技術は特許を取得している。顧客は少ない技術者で大手クラウド事業者固有の技術に詳しくなくても、システム開発ができる。

また、「LaKeel DX」の利用者には、開発したアプリやサービスの販売を提案。顧客は自社システムのDX化と新規ビジネスを同時に実現する機会になっており、真のDXを実現できることが製品の強みとなっている。「LaKeel DX」上に収集された膨大なデータの分析やコンサルティングサービスも手掛けている。

製品の導入社数は右肩上がりで、2020年12月には200社を突破した。定額制のサブスクリプションモデルで、継続的なサービス提供によって収益が積み上がっていく。解約率も年々減少しており、低い水準で抑えている。

このほか、大手金融機関や建設会社向けに古い業務基幹システムの刷新や、システムのクラウド環境への移行、システムを最初から開発するスクラッチ開発などをするプロフェッショナルサービスも手掛けている。

21年12月期の業績は売上高58億900万円(前期比9%増)、営業利益4億200万円(同58.6%増)を予想している。

コロナ禍で顧客企業のIT投資が減少したため、プロフェッショナルサービスは減収したが、「LaKeel DX」などのプロダクトサービスが大きく成長し、増収増益を見込む。(HS)

概要

●事業内容=企業向けシステムの開発・保守およびクラウド型アプリケーション開発・運用基盤「Lakeel DX」とその関連製品の開発・販売など
●本社=東京都港区愛宕2-5-1
●代表者=久保努代表取締役社長
●設立=2017年10月
●上場前資本金=3億4,106万2,000円
●発行済み株式数=722万8,500株(上場時)
●筆頭株主=久保努(上場前46.24%)
●公募株式数=84万株
●売出株式数=42万株(ほかにオーバーアロットメントによる売出が18万9,000株)
●仮条件=6月28日に決定
●ブックビル期間=6月 30日から7月6日まで
●引受証券=野村(主幹事)、SBI、楽天、SMBC日興、あかつき、東洋、岩井コスモ、三菱UFJモルガン・スタンレー、丸三

業績推移(連結)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2019.12 5,665 182 13.94 0
2020.12 5,331 243 22.45 0
2021.12(予) 5,809 346 32.94 0
※単位100万円、1株利益は円

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