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IPO2022年10月5日

新規上場紹介 Atlas Technologies(アトラス テクノロジーズ) 10月26日 グロース 独立系フィンテックコンサル会社

Atlas Technologies(9563)が10月26日、グロースに新規上場する。

決済(ペイメント)関連分野を中心としたフィンテック領域についてのコンサルティングおよびプロジェクト実行支援サービスを国内外の顧客向けに提供。プロジェクトマネジメントに特化して、顧客の「戦略立案・事業企画」から「要件定義」、「設計・開発・テスト」、「運用・保守」までを一気通貫で支援している。

コンサルティングにおいては国内案件のみならず、国内企業の海外プレイヤーとのプロジェクトや、海外企業の日本国内におけるプロジェクトなど、クロスボーダー案件にも柔軟に対応している。これまでの実績として、プロジェクト関連国は米国、英国、ドイツなど10カ国にのぼる。

また、戦略策定後のプロジェクト実行段階においても、プロジェクトに最適なシステム・オペレーションを構築するためのパートナーの選定などを支援するとともに、顧客企業の既存システム・業務運用とも効率的な統合を実現することで、プロジェクト全体を通して全体最適を図ることが可能。こうした一気通貫のプロジェクトマネジメントなどを背景とした継続・追加受注の獲得に伴い、顧客やプロジェクトのポートフォリオが積み上がっていくリカーリング的なビジネスモデルとなっている。

なお、プロジェクト実行支援におけるパートナーとは、同社コンサルタントとともにプロジェクトの一部業務を担ってもらうエンジニアなどが所属する企業を指す。同社が戦略策定や事業企画などの上流フェーズを主導したのち、必要に応じてパートナーと協業し、要件定義以降の業務の一部を再委託する流れ。

中長期の戦略としては、①サービスの高付加価値化と優秀な人材の採用・育成②新規顧客獲得と既存顧客の深耕③活動エリアの拡大とサービス分野の強化――を推進していく。このうち③については、国内の主要エリアへの拡大に加えて、世界中のフィンテック領域の企業や組織が集積するシンガポールを拠点とした東南アジアへの事業展開を画策する。また、フィンテック領域の決済・送金・融資など現在注力している戦略分野に加えて、今後の取り組みでは投資・預金・保険・証券分野なども強化する方針。

今12月期は既存顧客から前期の実績を踏まえて継続・追加受注が増加し、新規顧客の新たな開拓も進んでいる。既存顧客の売上高は前期比19・9%増の成長、新規顧客数は8社を見込み、通期業績予想については売上高26億9,900万円(前期比23.4%増)、営業利益6億5,400万円(同38.5%増)となる見通し。(SS)

概要

●事業内容=Fintech領域のコンサルティングおよびプロジェクト実行支援
●本社=東京都千代田区平河町2-7-3
●代表者=山本浩司代表取締役社長
●設立=2018年1月
●上場前資本金=1,225万円
●発行済み株式数=710万株(上場時)
●筆頭株主=山本浩司(上場前93.02%)
●公募株式数=100万株
●売出株式数=86万2,500株(ほかにオーバーアロットメントで27万9,300株)
●仮条件=10月7日に決定
●ブックビル期間=10月11日から17日まで
●引受証券=SMBC日興(主幹事)、SBI、楽天、岩井コスモ、マネックス、松井、極東

業績推移(単体)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2020.12 1,248 300 32.87
2021.12 2,187 473 50.95
2022.12(予) 2,699 647 67.49
※単位100万円、1株利益は円

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