RECEPTIONIST(レセプショニスト、660A)が11月10日、グロースに新規上場する。
「ビジネスの不条理をなくす」というミッションの下、企業の受け付け、日程調整、会議室管理などをクラウドサービスで提供。AIや最新のデバイスなどを活用して顧客企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を促進、生産性の向上に寄与する。
祖業であるクラウド受付システム「RECEPTIONIST」を軸に、会議室管理システム「予約ルームズ」、日程調整ツールの「調整アポ」、電話自動応答サービス「代表電話コネクト」、イベント受付システム「招待レセプション」などを提供している。
「RECEPTIONIST」は来訪者が受け付けを済ませたらスマートフォンやパソコンへ直接通知し、人手や時間を割かずに応対が可能。入退室管理システムとの連携によりオフィスビルの入退館の利便性も向上する。MRR(月間経常収益)の73%を占める主力サービス。「予約ルームズ」など他のプロダクトと連携したクロスセルにより、顧客一社当たりの単価(ARPA)は、前2025年10月期末で43万5,000円(前年同期比11.5%増)と継続的に拡大している。
クラウドサービスを直接もしくはパートナー経由で販売。また、タブレット端末や設置台などのハードウエアを顧客のニーズに応じて販売している。クラウドサービスの月額利用料等によるストック収益が94%に上るのが特徴。受付システム市場におけるリーディングカンパニーとして、ストック型の収益基盤と安定したサービス品質を実現している。
契約企業数は2,480社、平均月次解約率は0.39%と低く、来訪者管理システム市場におけるシェアは14.3%で、1位になっている。
国内の労働人口不足を背景に市場拡大が見込まれる中、既存事業の強化とIPO後の信用・財務基盤を活用した事業拡張で成長を図る。具体的には顧客に対するより幅広い業務プロセスの受託や成果ベースでのサービス提供を行う「Tech BPO事業」を構想している。物理接点を起点に顧客の業務へ深く入り込む「Workplace Agent」への進化を目指しており、受け付け、入退館といった業務プロセスの実行を自律的に行うことを目指している。
26年10月期の業績は売上高10億8,000万円(前期比20.8%増)、営業利益2億8,500万円(同6.1倍)を見込んでいる。(HS)
概要
●事業内容=クラウド受付システム「RECEPTIONIST」の提供などを行うクラウドサービス
●本社=東京都目黒区青葉台3-6-28
●代表者=橋本(大宮)真里子代表取締役CEO
●設立=2016年1月
●上場前資本金=1,100万円
●発行済み株式数=404万5,790株(上場時)
●筆頭株主=橋本(大宮)真里子(上場前14.35%)
●公募株式数=5万株
●売出株式数=141万6,200株(ほかにオーバーアロットメントで21万9,900株)
●仮条件=10月21日に決定
●ブックビル期間=10月23日から29日まで
●引受証券=SBI(主幹事)、大和、SMBC日興、東海東京、岩井コスモ、丸三、松井、楽天、JIA、あかつき、むさし
業績推移(単独)
| 売上高 | 経常利益 | 1株利益 | 配当 | |
| 2024.1 | 695 | 23 | 7.83 | ― |
| 2025.1 | 894 | 45 | 30.52 | ― |
| 2026.10(予) | 1,080 | 275 | 76.33 | ― |
| ※単位100万円、1株利益は円 | ||||
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