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コラム2023年2月24日

竹中三佳の株Catch one’s eye Part.455 うわさの「ChatGPT」に挑戦!

過熱する生成系AI開発

昨年夏ごろから今日に至るまでの生成系AIの勢いが止まりません。生成系AIとは文章、画像、音声、プログラムコード、構造化データなど様々なコンテンツを生成することのできる人工知能のこと。

SNS(交流サイト)上では、一般公開から2カ月で利用者が1億人を超えた対話式AIツールの「ChatGPT」や、画像生成AIツールの「Stable Diffusion」などを利用した、様々なAI生成作品が掲載されています。

さっそく物は試しと、開発したOpenAIのアカウントを作成し、ChatGPTに挑戦してみました。テキスト入力用スペースに質問や依頼を入れると「回答」というかたちで文書を作成してくれるとのこと。「恋と愛の違いはなんですか」や、「竹中三佳の子守歌を作詞してください」など、半ば無理難題と思える入力にも、数秒で回答するChatGPTとのやりとりに夢中となり、気が付けば1時間が経過していました。

その他にも、文章の要約や翻訳、複雑なエクセル関数の作成や、タスク管理などだけでなく、冷蔵庫の余りものレシピの提案や、幼児でも分かるような物事の説明など、使う人間の知恵を集約したコマンド入力と、さらなる技術開発とで、今後世界ががらりと変わるような可能性を感じました。

OpenAIに1兆円を出資したマイクロソフトは、ChatGPT搭載モデルの検索エンジン「Bing」のローンチを発表。GoogleもAIチャット「Bard」のリリース情報を発表し、国内でも、ChatGPTの技術を活用した記事作成サポートAIを発表したnote(5243・G)がストップ高になるなど、国内外で注目を集める生成系AIツール。新時代の幕開けがささやかれる中で、多大なる恩恵を受けるのはどの企業なのか、各社の戦略に注目しています。

竹中三佳さんのプロフィール

タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。

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