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IPO2019年10月25日

新規上場紹介 トゥエンティーフォーセブン 11月21日、マザーズ 個人指導のトレーニングジムなど運営

トゥエンティーフォーセブン(7074)が11月21日、マザーズに新規上場する。 パーソナルトレーニングジム「24/7Workout」、パーソナル英会話スクール「24/7English」を全国展開している。常に必要とされるサービス・商品を創出することをビジョンに持ち、社名・店名は英語の「24 hours 7 days a week(いつも、常に)」という言葉に由来している。

パーソナルトレーニングの特徴は2つ。①完全個室・オーダーメイド=トレーナー・講師がマンツーマンで対応し、会員ごとにカスタマイズした個別トレーニングを実施。②「必要」分野に特化=顧客から「必要とされる」分野の実践的なトレーニングに特化。パーソナルトレーニングの累計会員数は6万1,000人(今年9月末)を超えている。

「24/7Workout」はダイエットとボディメイクに特化。最短2カ月で理想の体型に導くべく、プロのトレーナーによる完全個室、マンツーマンでトレーニングや食事指導、モチベーションのケアなどを行っている。同社のトレーナーは機能解剖学、スポーツ生理学、栄養学、接遇、トレーニング実技などの知識を持ち、一人ひとりに合わせたトレーニングメニューを作成し、トレーニングを行っている。

トレーナーの教育体制については、あえて教育期間を定めず合格ラインに達するまで教育を行い、トレーニングの質にこだわった運営を行う。また、セッション時間別に複数のコースを設け、顧客のライフスタイルに沿う設計となっている。

2018年11月期末の店舗は55店舗(うちフランチャイズ6店舗)。このうち関東は30店舗、中部、近畿がそれぞれ8店舗。19年11月期は14店舗を新規出店して期末には69店舗を計画している。また、プロテインやサプリメントなどのインターネット販売も行っている。

「24/7English」は17年4月から展開を開始した。最短2カ月の短期集中で英語を話せる状態へと導くことを目標とし、完全なマンツーマンでバイリンガル講師による徹底サポートを行っている。週2回のマンツーマンレッスンとコーチング(受講者の目的と課題に適合した自宅学習プログラムの指導)により、短期間での英語でのコミュニケーション力向上を可能にしている。19年11月期は1店舗の新規出店を行い、期末には10店舗を計画している。

今後も新規出店を継続する。「24/7Workoutは主に首都圏での展開だが、新規出店を加速し、全国各地への規模拡大を進める。海外出店も視野に入れ、出店エリアの拡大を図るべく、物件情報の取得および物件開発の人材確保などに取り組む。「24/7English」については主に首都圏において展開を行い、社会的認知度の向上を目指す。

新規の顧客開拓や優秀な人材確保のため、知名度向上を図る。18年11月期はインターネット広告のほかテレビCMを行ったことで、広告宣伝費は17億2,300万円強(17年11月期に比べて5億9,400万円強増加)だった。

概要

●事業内容=パーソナルトレーニングジム、パーソナル英会話スクールの運営
●本社=東京都港区愛宕2-5-1
●代表者=小島礼大代表取締役社長
●設立=2007年12月
●上場前資本金=500万円
●発行済み株式数=450万株(上場時)
●筆頭株主=小島礼大(上場前88.8%)
●公募株式数=50万株
●売出株式数=48万5,000株(ほかにオーバーアロットメントによる売出が14万7,700株)
●仮条件=11月5日に決定
●ブックビル期間=11月6日から12日まで
●引受証券=SMBC日興(主幹事)、いちよし、SBI、マネックス、みずほ、丸三、エース、岩井コスモ、岡三、極東

業績推移(単体)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2017.11 4,094 438 80.70
2018.11 6,801 1,108 188.79
2019.11(予) 7,791 1,158 182.73
※単位100万円、1株利益は円

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