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コラム2023年6月23日

竹中三佳の株Catch one’s eye Part.471 身近なところから環境保護

日焼け止めも“自然に優しい"時代へ

4年ぶりとなるハワイ旅行を計画しており、現地の情報を収集するべく在住の友人に連絡をしました。物価高はしばらく収まる様子がないこと、さらに円安にもかかわらず日本人観光客がかなり増えていること、などの情報とともに日焼け止めに注意するようにと言われました。

2021年からハワイの海洋環境保護のため、指定禁止成分を含む日焼け止めの流通・販売を禁止するサンスクリーン法が施行され、渡航予定のオアフ島では紫外線吸収剤のオキシベンゾンとオクチノキサートという成分の配合された日焼け止めが規制対象となっているとのこと。使用禁止にはなっていないものの、来るなら使用は避けてほしいと友人に言われ、早速手持ちの日焼け止めを確認してみると、しっかりと規制成分が配合されていました。

国内でも調達できるのか検索してみると、ビーチフレンドリー処方と明記された「ALLIEクロノビューティ ジェル UV EX」(花王、4452・P)や、「肌と海を思いやるノンケミカル処方」と明記された「コパトーンプロテクションUVプラスミルク」(大正製薬、4581・S)、他にも資生堂(4911・P)など大手メーカーから紫外線吸収剤不使用商品が発売されていました。夏の半分は海水に浸かっている私は、海水で膜が強くなる成分が配合された海に優しい処方の「雪肌精CLEAR WELLNESSUVエッセンスジェル」(コーセー、4922・P)の購入を決めました。

マウイ島やハワイ島では指定禁止成分を含む日焼け止めの使用も禁止されるなど、今後規制強化や他のビーチでも広がりを見せそうな日焼け止めの法規制。そう遠くない将来、国内外で地球環境に配慮した日焼け止めが市場を席巻した際に、どのメーカーがトップシェアを占めるのか注目しています。

竹中三佳さんのプロフィール

タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。

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