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概況/米国市場2024年2月3日

2月2日の米国株式市場は続伸。雇用統計を受け、NYダウは反落して始まったが、売り一巡後は上昇に転じた

2月2日の米国株式市場は続伸。
1月の雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比35万3千人増と、市場予想の18万人増を大幅に上回った。平均時給は前年同月比4.5%上昇で、12月改定値の4.3%上昇と市場予想の4.1%上昇を上回った。
早期利下げ観測の後退でNYダウは反落して始まったが、売り一巡後は上昇に転じた。S&P500とナスダックは小幅続伸で始まり、その後、上げ幅を拡大した。

NY証券取引所ではクラウド関連のスノーフレイクや景気敏感株のキャタピラーが買われた。
ナスダックではメタプラットフォームズが初配当と自社株買いを発表し大幅高。
アマゾンとエヌビディアも高い。

一方、ソフトウェア開発のアトラシアンは好決算だったが大幅安となった。中小企業向けのクラウドが予想をわずかに下回ったと会社側が説明したことを受けて、ゴールドマン・サックスのアナリストが、クラウド移行は予想よりも時間が掛かる可能性があると指摘した。

NYダウ工業平均は前日比134ドル(0.35%)高の38,654ドル。ナスダック総合指数は前日比267ポイント(1.70%)高の15,628。S&P500指数は前日比52ポイント(1.07%)高の4,958。

NYダウ採用銘柄はシェブロン、キャタピラー、マイクロソフトなどが買われ、ウォルグリーンやインテル、ジョンソン&ジョンソンなどが売られた。上昇は13銘柄、下落は16銘柄。

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