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概況/米国市場2024年4月10日

4月9日の米国株式市場は終盤下げ渋り。インテルの新型AI半導体でエヌビディアは下落

4月10日に発表される3月の消費者物価指数の発表次第で、利下げ開始時期が遅れるという見方から、4月9日のNYダウは一時320ドル安となった。
だが、債券市場では持ち高調整の買いが入り、金利が低下したため、NYダウは終盤下げ渋り、S&P500とナスダックは小幅高に戻した。

ボーイングは第1四半期の納入が低水準だったことで売られた。
鉱山企業のフリーポート・マクモランはBofAが「Buy」に引き上げたことで買われた。
ITネットワーク機器のシスコシステムズはモルガン・スタンレーが「Overweight」で再開した。
インテルは新型AI半導体「ガウディ3」を発表したことで買われたが、エヌビディアは競合の登場で下落した。

NYダウ工業平均は前日比9ドル(0.02%)安の38,883ドル。ナスダック総合指数は前日比52ポイント(0.32%)高の16,306。S&P500指数は前日比7ポイント(0.14%)高の5,209。

NYダウ採用銘柄はトラベラーズ、アメリカン・エキスプレス、ボーイングなどは売られ、シスコシステムズやナイキ、インテルなどは買われた。上昇は21銘柄、下落は9銘柄。

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