2時6分時点の日経平均は217円安の5万1,092円、TOPIXは10ポイント高の3,288ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,127、下落銘柄数は440。出来高は17億4,526万株、売買代金は5兆4,451億円。
日銀金融政策決定会合で利上げは見送られた。
利上げ見送りに賛成は7名で、反対(＝利上げ主張)は2名で、9月の金融政策決定会合から利上げを主張する意見が増えなかったことが安心され、後場は上げ幅を拡大し、一時349円高の5万1,657円となった。
しかし、朝日新聞が、「アベノミクス」を理論面から支えた浜田宏一エール大学名誉教授はいま、利上げを主張していると報じたため、日経平均は下落した。
浜田教授は、日銀が利上げを実施しないことで、円安も是正されず、交易条件の悪化で日本人は輸入品を高く買わされる一方、外国人が「安い日本」を買いたたいているような状況を見過ごせないと述べた。

アドバンテストが小幅安となった。
日本航空(9201)は第2四半期の純利益がアナリスト予想を下回ったことで売られた。
第一工業製薬は上期好決算で買われた。
ヨコオが大幅高。

業種別下落率上位は陸運、情報通信、空運、機械、その他製品。
上昇率上位は非鉄、鉱業、銀行、海運、石油。（W)