大引けの日経平均は453円安の5万148円、TOPIXは31ポイント安の3,357ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は251、下落銘柄数は1,305。出来高は20億933万株、売買代金は5兆3,942億円。
米オラクルの第2四半期は設備投資が前年同期比3倍だったが、売上高はアナリスト予想に届かず、巨額AI投資に見合う収益確保が警戒され時間外取引で大幅安となった。
米オラクルと「スターゲート」計画を進めるソフトバンクグループも売られた。
米株先物下落も加わり、後場の日経平均は一時5万円割れとなった。
三菱重工を始めとした防衛関連も安い。
Vチューバー事務所のANYCOLORは業績予想を上方修正したがアナリスト予想に届かず急落した。
キオクシアHDとアドバンテストは反発した。
三井物産(8031)は次世代型の地熱発電技術を開発する米新興のファーボ・エナジーと資本提携することで買われた。温泉地以外でも熱を回収できるファーボの技術を活用し、データセンターと次世代地熱発電所の一体開発を検討する。
業種別下落率上位は情報通信、非鉄、電力ガス、機械、石油で、上昇は卸売、証券、海運、紙パルプ、保険。(W)
