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コラム2026年2月25日

【本日のマーケット】2月25日(水)

2月25(水)のマーケット                                                                   

2月24日の米国株式市場は反発。コンファレンス・ボードが発表した2月の消費者信頼感指数は91.2と、1月改定値の89.0と市場予想の87.0を上回った。セールスフォースが反発し、IBMも小反発。AMDは、メタ・プラットフォームズがAMDのプロセッサーを搭載したデータセンター機器を6ギガワット分導入すると発表したことで買われた。旅行やレストランのオンライン予約で株価の調整が続いていたブッキング・ホールディングスは、モルガン・スタンレーが投資判断を「Overweight」に引き上げたことで反発した。生成AIツールの台頭でも、ブッキング・ホールディングスなどのオンライン旅行代理店は豊富な顧客データを持ち、業界の中心的存在であり続けると予想している。ユナイテッドヘルスは続落。NYダウは前日比370ドル(0.76%)高の49,174ドル。NASDAQ総合指数は前日比236ポイント(1.04%)高の22,863。S&P500指数は前日比52ポイント(0.77%)高の6,890。

日経平均は最高値を更新。米アンソロピックが外部のソフトウエアと連携が安心材料。米エヌビディアの決算発表を前にフジクラやアドバンテストも高い。中国による日本の防衛産業への輸出禁止はレアアースという見方で防衛関連は続落だが、海底レアアース泥の回収システム関連の東洋エンジが急騰。レアアース不使用の第一稀元素とアンチモン不使用の難燃ナイロン樹脂のユニチカも高騰。日銀審議委員の候補は2人ともリフレ派で後場はさらに一段高。

スタンダード市場では、日本電子材料が4日続伸。光測定器のsantecは8日続伸で、野村証券が光測定器、光関連部品はデータセンター向けに強い需要が続く見込みと解説した。深海探査関連の岡本硝子が反発。いい生活は株式分割の発表で上昇した。日本山村硝子は大幅反落。TBグループも反落。

グロース市場では、オンコリスバイオが大幅続伸。マイクロ波化学が反発。Birdmanと海帆が反発しストップ高。ケイファーマはiPS細胞から作った神経を脊椎損傷患者に移植する臨床試験を2027年に始める方針で上昇。AlbaLinkは利食い売りで反落。イノバセルは続落。

日足チャート上では、上ヒゲを伴う陽線。寄付き後を安値として買い進まれ、徐々に上値を伸ばし史上最高値を更新。終値で初の5万8000円台乗せとなった。ボリンジャーバンドのプラス2シグマ(5万8992円)が目前となっており、25日移動平均線との上方かい離も6.23%と過熱圏入りとなっているが、買い意欲の強さが際立つ展開となった。

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「失われた30年」取り戻す“3つの上げ” 野村証券 森田京平チーフエコノミスト語る
 日本証券新聞2月26日(木)紙面1面記事掲載

インフレ率低下でいよいよ迫る 実質賃金プラス転換

内閣府が16日に発表した2025年のGDP速報値は名目ベースで前年比4.5%増の662兆7,885億円となった(10~12月期も名目では前期比年率2.3%増)。一方、先の決算発表シーズンを経て、今3月期純利益見通しは2%減益から3%増益へと増額され、「上場企業、5年連続最高益」などと報じられている。一気に最高値更新となった足元の日経平均とも併せ、日本経済が順風下にあることは間違いないだろう。問題は来年度以降をどう読むかだ。「トランプ政権」「対中問題」「AIの負の側面」などあまりにも変数の多いなか、日本経済が現在の良好な流れを保っていけるのか。野村証券は20日、「2025~27年度の経済見通し」についてのメディア向けオンサインセミナーを開催した。講師の森田京平チーフエコノミスト(写真)と言えば、九州大学で博士号(経済学)も取得した著名エコノミストだ。同氏の主な発言内容は以下の通り。

「最近の日本経済は、値上げ、利上げ、賃上げの『3つの上げ』が定着しつつある。バブル崩壊後30年にわたって失われてきたものをようやく取り戻した格好だ。スロットマシンのように、これら3つがそろったうえに、もう1つ増えてくるのが、政府の収入である税収だ。経済が拡張的になってきた証左とも言える」

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今日の市況概況
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2月25日(水)☆[概況/大引け]

最高値更新、1262円高の5万8583円。AI関連、レアアース関連、リフレ関連が高い

大引けの日経平均は1,262円高の5万8,583円、TOPIXは27ポイント高の3,843ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は899、下落銘柄数は650。出来高は27億7,074万株、売買代金は8兆8,873億円。
日経平均は最高値を更新した。
米国のアンソロピックは24日、生成AI「クロード」と外部のソフトウエアを連携させる新たな機能を導入したと発表した。ソフトウエア大手17社と共同で開発したので、AIが既存ソフトウェアを脅かすのではなく、既存プラットフォームの機能を高度化する方向で活用されるとの見方が広がり、24日の米国株式市場ではセールスフォースなどが買われた。25日の東証でもソフトウェア関連のNECや野村総研が買われた。
加えて、25日のエヌビディアの決算発表を前に、フジクラやアドバンテストも物色された。

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