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速報・市況2026年3月13日

☆[概況/大引け] ホルムズ海峡封鎖で肥料不足から食糧危機リスクも

大引けの日経平均は633円安の5万3,819円、TOPIXは20ポイント安の3,629ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は507、下落銘柄数は1,034。出来高は26億8,242万株、売買代金は7兆6,314億円。
イランの新指導者のモジタバ師がホルムズ海峡封鎖継続方針で、日経平均は朝方1166円安となった。先物のSQ算出日による売りも下げ幅を増幅させた。
その後は下げ幅を縮めたが5万4000円を下回って推移した。
アドバンテストやソフトバンクグループが売られ、ホンダは最終赤字で安い。
光ファイバー製造に必要なヘリウムはカタール産がホルムズ海峡封鎖で調達できないが、古河電工は米国産ヘリウムを米国工場で利用できるため買われた。
丸紅(8002)が高い。赤道ギニアやペルー、パプアニューギニアのLNGプロジェクトに参画していて、米国やインドで石油・ガスの開発、生産事業を行っていることや、原発の燃料となるウランの生産はカザフスタンで参画しているため、中東以外のエネルギー権益が注目された。
食糧生産に不可欠な肥料は、天然ガス由来のメタンからアンモニアを合成し、尿素など窒素肥料を製造する。
ペルシャ湾岸が世界の肥料生産の中心になっているので、世界で取引される尿素の約3分の1がホルムズ海峡を通過している。
そのため、ホルムズ海峡の封鎖が続くと食糧生産危機に陥ると警戒されている。
東洋エンジニアリング(6330)は肥料プラントの建設や尿素製造技術を持っているため買われた。

業種別下落率上位は輸送用機器、空運、ゴム、鉄鋼、機械で、上昇率上位は鉱業、非鉄、卸売、石油、倉庫運輸。(W)

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