4月15日のNYダウは反落、ナスダックは11日続伸。
イランとの協議への期待で、NYダウも上昇して始まったが、持ち高調整の売りで一時254ドル安。終盤は下げ幅を縮めた。
ナスダックは小幅高で始まり、その後はジリ高となった。
NY証券取引所では医薬品のイーライ・リリーや建機のキャタピラー、光ファイバーのコーニングが売られた。
一方、量子コンピューター関連のイオンキューとDウェイブ・クオンタムが続伸となった。
エヌビディアが14日に、量子コンピューターの開発者が使う人工知能(AI)モデルを公開すると発表した。原理上生じてしまう計算ミスを素早く見つけ出すため、実用水準の開発を後押しすると期待されたことが寄与した。
ナスダック市場に上場している量子コンピューター関連のリゲッティ・コンピューティングも続伸。
ナスダックではテスラが高い。イーロン・マスクCEO(最高経営責任者)が「テスラAIチップ設計チームがAI5をテープアウト(設計完了)したことを祝う」と投稿したことで買われた。
AI5はテスラのヒューマノイドロボットと自動運転車両の中枢となる自社開発の演算チップで、マスク氏はAI5チップを生産するサムスン電子とTSMCに「生産を支援してくれてありがとう」と感謝を記した。
なお、欧州株式市場では半導体露光装置のASMLは通期の売上高予想を上方修正したが、第2四半期の見通しはアナリスト予想を下回ったため、株価は7日ぶりに反落した。
NYダウ工業平均は72ドル(0.15%)安の48,463ドル。ナスダック総合指数は前日比376ポイント(1.59%)高の24,016、S&P500指数は前日比55ポイント(0.80%)高の7,022。
NYダウ構成銘柄はキャタピラーやメルク、JPモルガン・チェースなどが売られ、マイクロソフトやセールスフォース、アップルなどは買われた。上昇は11銘柄、下落は19銘柄。
