大引けの日経平均は1,667円高の6万8,402円、TOPIXは71ポイント高の3,996ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,019、下落銘柄数は512。出来高は25億4,897万株、売買代金は12兆2,712億円。
日経平均は一時2,052円高の6万8,786円となった。TOPIXは初の4,000ポイント乗せとなった。
エヌビディアのフアンCEOが、マーベルテクノロジーのCEOとの対談で、「マーベルテクノロジーは次の1兆ドル企業になる」と発言した。「AIデータセンターでは計算処理を数千個のチップに分散させる。そのため高速な接続技術(ネットワーク)が不可欠であり、マーベルはその中核企業である」と説明した。
マーベルテクノロジーは新型AI向けスイッチチップの「Teralynx T100」も発表した。102.4Tbps(テラビット毎秒)の超高速スイッチだが、従来よりも消費電力を最大25%もカットできる。
AIは「計算」と「冷却」で大量の電力を消費し、巨大IT企業やデータセンターが集積する北米の需要は、約10年間で原子力発電所150基分に相当する150ギガワットも増える見通し。
国際エネルギー機関は、世界全体でAIサーバーの電力使用量が2024年から30年にかけ5倍に膨らむと予測している。
電力不足がAI拡大の障壁になると警戒されているが、マーベルテクノロジーの新製品は、そうした電力による限界を遠ざけると歓迎された。
AI拡大に対する制約が軽減されるという期待から、データセンター関連のフジクラと武蔵精密や半導体製造装置の東京エレクトロンとSCREENが大幅高となった。
テラスカイ(3915)はグループ会社で量子コンピュータのアルゴリズム・ソフトウェアの研究開発を行うQuemixが、本田技術研究所と量子アルゴリズムの開発に世界初で成功したことで買われた。
一方、米国でグーグル持株会社のアルファベットが増資を発表し売られたため、巨額のIT投資を行っているソフトバンクグループも連想で売られた。
業種別上昇率上位は非鉄、ガラス土石、電機、鉱業、金属で、下落率上位は情報通信、医薬品、空運、不動産、その他製品。(W)
