7月22日(水)のマーケット
7月21日の米国株は4日ぶりに反発。半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、2027年から半導体の製造価格を最大10%引き上げる計画と報じられ、ADR(米国預託証券)が買われた。マイクロン・テクノロジーやサンディスク、AMDも高い。スリーエムは決算発表で上昇。米軍が10日連続でイランを攻撃。中東情勢が緊迫化し有事のドル買いを受けて、円相場は1ドル=163円台。NYダウは前日比385ドル(0.74%)高の52,224ドル。NASDAQ総合指数は前日比329ポイント(1.29%)高の25,837、S&P500指数は前日比65ポイント(0.89%)高の7,509。
TSMCが2027年に半導体の生産受託価格を10%引き上げ報道で、27年まで需給逼迫が続くという見方や、米スーパー・マイクロ・コンピューターが受注残を発表し時間外取引で急伸した。AI半導体関連が買われ、日経平均は前場に一時1360円高の6万7592円まで上昇。だが、韓国のSKハイニックスは業績ボーナス制度の改革を巡る労使間の内部対立が再燃し株価が伸び悩んだため、日経平均も失速した。三菱商事はみずほ証券による投資判断の引き上げで高い。
スタンダード市場では、ザインエレクが通期純利益予想を上方修正したことで一時ストップ高。フィジカルAI関連のシリコンスタジオは2日連続ストップ高。内海造船と名村造船が続伸。綜研化学はアクシウム・キャピタルが持ち株比率を22.60%に引き上げたことで上昇。YEデジタルは反落。
グロース市場では、テラドローンがAIを活用して自律飛行できる迎撃ドローンの販売を開始したことで買われた。GOは野村証券が新規に「Buy」のレポートを発表した。ジィ・シィ企画は大口受注を発表し上昇。チャットプラスは反落。サクシードは4日続落。クオリプスが安い。
日足チャート上では、長い上ヒゲを伴う実体線の短い陰線。上値は6万7500円台まで伸ばし、パラボリックの陽転値(6万7328円)を上抜く場面も見られた。大引けではマイナス圏に沈み、上値での売り物の多さを感じさせる1日となった。
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注目記事 Pick up
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【AI関連 買い戻し継続 キオクシアは2日で3割高 中国脅威論が後退】
日本証券新聞7月23日(木)紙面1面記事掲載
コード4000番台 材料系に増額期待
AI関連株に買い戻しが続き、日経平均株価は6万7,000円台を回復する場面も。後場は値を消した。22日は売買代金トップのキオクシアHD(285A・P)が一時6万8,000円台まで買われ、前日の安値5万1,370円から3割超の上昇となった。2位の太陽誘電(6976・P)、5位の村田製作所(6981・P)はともにMLCC(積層セラミックコンデンサー)の大手。3社はAIに求められる要素が「学習」からエージェントAIの普及によって「推論」に移行するとメモリーとGPU(画像処理半導体)やCPU(中央演算処理装置)の高速処理を支えるMLCCの需要が急増するとの見方から大きく買われ、そして大きく調整していた。今後はこうした銘柄群がすんなりと反騰相場に移行できるのかが焦点となる。
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今日の市況概況
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7月22日(水)☆[概況/大引け]
SKハイニックスで労使間の内部対立が再燃

大引けの日経平均は116円安の6万6,115円、TOPIXは18ポイント高の4,033ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は841、下落銘柄数は671。出来高は22億669万株、売買代金は10兆4,377億円。
台湾の半導体製造受託世界最大手のTSMCが2027年に半導体の生産受託価格を10%引き上げるとの報道で、2027年まで需給逼迫が続くという見方が意識された。
米スーパー・マイクロ・コンピューターが受注残を発表し時間外取引で急伸したことも手伝い、東証ではAI半導体関連が買われ、日経平均は前場に一時1360円高の6万7,592円まで上昇した。
だが、韓国のSKハイニックスは業績ボーナス制度の改革をめぐる労使間の内部対立が再燃し株価が伸び悩んだため、日経平均も失速し、終盤は下落に転じた。
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