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IPO2026年10月26日

【速報版】新規上場紹介 TOKIUM(トキウム) 11月25日 グロース 経理AIエージェント提供

TOKIUM(664A)が11月25日、東証グロース市場に新規上場する。

AI・システム・オペレーターを組み合わせ、経理関連業務を丸ごと受託し、業務成果を納品する経理AIエージェント「TOKIUM」を提供。請求書支払い・経費精算から契約管理・請求書発行・文書管理まで、経理業務を一気通貫でカバーし、顧客の業務効率化を支援している。

事業は2つに分かれる。一つが、自社開発システムにAIエージェントとオペレーション体制を組み込み、システムと業務処理を一体で提供する「Embedded AI Agents(組み込み型AIエージェント」。請求書支払い(TOKIUMインボイス)、請求書発行(TOKIUM請求書発行)など標準化されたAIエージェントサービスがついている。顧客企業の従業員全体が日常的に利用する基幹的な経理業務領域を対象に、主に中堅・大手企業が導入している。

もう一つは、顧客企業が既に利用している会計・購買システムなど既存システム・データを横断的に参照・操作し、経理業務を中心とする業務プロセス全体を顧客要件に合わせて引き受ける「Managed AI Agents(丸ごと受託型AIエージェント)」。AIエージェントによる自動処理と、例外的処理を担うオペレーターを組み合わせるもので、業務が複雑で処理量が多い大手企業が主な対象となる。顧客の既存システムを置き換えずに導入できることが特徴。

売上高の大半が「Embedded AI Agents」による月額基本料金と処理量に応じた従量課金によるストック型収益。強みは「AI×システム×オペレーター」を最適配置した独自のオペレーション基盤。実際に処理した経理書類データを用いたAIモデルのファインチューニングを継続的に行い、精度・応答速度・単位処理原価の三軸で自己強化されるループを構築している。

これらにより12カ月の平均月次解約率は2026年8月末時点で0.27%と低水準。顧客数は26年8月末時点で2,327社(うち上場企業は278社)。最大顧客1社に対する売り上げ構成比はMMR(月次経常収益)ベースで1.19%と、特定顧客への依存度は低い。

なお、26年8月、三井住友カードと法人決済領域で包括業務提携を締結。提携の第一弾として、12月の申し込み受け付け開始を目指し、業務システムとシームレスに連携する法人カード「TOKIUMビジネスカード」の開発を進めている。(Q)

概要

●事業内容=経理領域における業務プロセスを丸ごと受託し、業務成果を納品する経理AIエージェント「TOKIUM」を顧客に提供
●本社=東京都中央区銀座6-18-2
●代表者=黒﨑賢一代表取締役
●設立=2012年6月
●上場前資本金=1億円
●発行済み株式数=1,039万5,620株(上場時)
●筆頭株主=黒﨑賢一、株式会社96(上場前各12.79%)
●公募株式数=61万7,300株
●売出株式数=110万100株(ほかオーバーアロットメントで25万7,600株)
●仮条件=11月6日に決定
●ブックビル期間=11月9日~13日
●引受証券=SMBC日興(主幹事)、野村、大和、みずほ、SBI、松井、楽天、あかつき、岩井コスモ、極東、東海東京、東洋、マネックス

業績推移(連結)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2025.5 4,601 ▼772 ― 0
2026.5 5,966 45 3.06 0
2027.5(予) 7,222 316 38.92 0
※単位100万円、1株利益・配当は円、▼は損失

※速報版は最終的な校了前の紙面記事です。今後、修正等が入る場合があります。

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