TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米3月雇用統計を好感し日経平均は3万円回復。メガバンクと商社が買われ、こども庁関連が続伸。レノバはSMBC日興の格下げで安い
速報・市況2021年4月5日

☆[概況/大引け] 米3月雇用統計を好感し日経平均は3万円回復。メガバンクと商社が買われ、こども庁関連が続伸。レノバはSMBC日興の格下げで安い

大引けの日経平均は30,089.25円の235.25円高、TOPIXは1,983.54ポイントの11.92ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,494、値下がり銘柄数は624。出来高は9億7,236万株、売買代金は2兆953億円。
先週末に発表された米国3月雇用統計が予想を大幅に上回ったため、週明けの日経平均は3日続伸となり3万円を回復した。
景気回復の恩恵期待でメガバンクと三井物産(8031)などの商社が買われ、商船三井の業績上方修正観測報道に伴い他の海運も連れ高となった。レーザーテックやアドバンテストなど半導体関連も堅調を維持した。
その他、こども庁関連の保育所運営企業は続伸となり、グローバルキッズが大幅高。
大阪有機化学は第1四半期が好決算で急騰した。
一方、再生可能エネルギーのレノバは、SMBC日興証券が中期的な成長が株価に織り込まれたと指摘し、投資評価を下げたため売られた。
スズキが反落し、キーエンスとファナックが安く、エスプールやディップが属するサービスも値下がりとなった。
業種別上昇率上位は海運、証券、銀行、卸売、空運で、下落はサービス、精密、機械。

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