TOP  NSJアップデート  コラム  ☆竹中三佳の株Catch one’s eye Part.174 社長インタビュー編⑥ アイスタイル 代表取締役社長 吉松徹郎氏
コラム竹中三佳の株Catch one´s eye2017年2月10日

☆竹中三佳の株Catch one’s eye Part.174 社長インタビュー編⑥ アイスタイル 代表取締役社長 吉松徹郎氏

「@cosme」アジアへ本格進出

竹中三佳さん(右)と、アイスタイル 吉松徹郎代表取締役社長(左)
2016年は前中期経営計画の締めくくりの年であり、新中期経営計画「Road to 2020」の始まりの年でもありました。前中期経営計画はおかげさまで計画を大きく上回り、売上高143億円、営業利益17億5,000万円を達成しました。こうして約束を守れたことで、次の一歩を踏み出す権利を得られたように感じています。

そして新中期経営計画「Road to 2020」では、当社がミッションとして掲げる「Beauty×ITで世界ナンバー1」の実現と、売上高500億円、営業利益70億円の達成を目指します。

美容にかかわる「モノ」「コト」「ヒト」がつながり、美容にかかわるすべての人にとって必要な仕組みをITで提供する「Beauty Platform」の構築を事業戦略の柱として位置付けました。具体的には、2017年前半までは種まきの時期として戦略的に先行投資を行い、中期経営計画2期目となる7月からは、種を育てるフェーズに入ると考えています。

特に海外事業では、越境EC(電子商取引)などで大きな成長を遂げている中国のほかに、香港、台湾、タイ、シンガポールなどで「メディア」「マーケティング」「流通」との3事業などからなる「@cosme」のビジネスモデルを展開するべく、複数のプロジェクトを進めています。今年5月にはまず台湾で店舗事業が立ち上がる予定です。

吉松社長の「書」

皆さんがわれわれに対して抱いているイメージや、期待いただいている成果。あるいは、われわれ自身が自分たちに対して抱いているイメージや、期待している成果。そのすべてを軽々と超えられるような1年にしたい、との思いを込めました。

アイスタイル(3660)

会社概要:月間利用者数1400万人、20歳―30歳代女性の3分の2以上が利用する日本最大のコスメ・美容総合サイト「@cosme(アットコスメ)」の企画・運営会社。2012年からはシンガポールや中国などに子会社を設立越境ECや国内メーカーのマーケティング支援などを行う。

竹中三佳さんのプロフィール
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。

[本紙2月13日付14面]

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