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IPO2017年2月21日

☆新規上場紹介 ビーグリー 漫画配信サイト「まんが王国」運営

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ビーグリー(3981・東マ)が3月17日、マザーズにIPO(新規上場)する。

2004年に創業したモバイル端末向けコンテンツ開発会社を起源とし、現在は06年から運営を続ける漫画配信サイト「まんが王国」を主力事業とする。

いわゆる電子書籍の配信会社はほかにもあるが、同社はワンストップで対応することが大きな特徴だ。取次を通さず、1,600件以上の漫画家と直接契約を結んでコンテンツを仕入れるほか、データの加工、閲覧用ソフトの開発・提供、ユーザーへの販売までと、すべての工程を自社内で完結させている。ちなみに直接契約は作家との交渉に柔軟性を持たせる効果があり、知る人ぞ知る良作の発掘がスムーズに進むなどラインアップ増強にもつながっている。

一方で直接契約はユーザー側にも無料利用という恩恵を提供している。同社サイト上には常時2,000作品以上がそろうが、これらを購入前に50ページ以上も試し読みできる仕組みを実現。ユーザーの満足度を向上させて、課金ユーザーへの誘導に貢献している。

加えて会社側は周辺領域にも着手済み。「まんが王国」というプラットフォーム運営で培ったノウハウを生かすべく、クリエイターとファンをつなげて作品完成に必要な資金を募るサイト「ファンディー」を13年8月に立ち上げている。なお、漫画が約8割を占めるといわれる電子書籍の市場規模は15年に1,584億円と前年比25%拡大したが、20年には15年から1.9倍増の3,000億円に拡大することが見込まれている。

概 要
事業内容コンテンツプラットフォーム事業(コミック配信サービス「まんが王国」の運営など)
本社東京都港区北青山2-13-5
代表者吉田仁平
設立2013年11月28日
上場前資本金13億7,387万円
発行済株式数(上場時)5,879,200株(上場時)
筆頭株主リサ・コーポレート・ソリューション・ファンド3号投資事業有限責任組合(上場前76.25%)
公募株式数384,700株
売出株式数4,309,900株(オーバーアロットメント523,200株)
初値1,881円(ほぼ変わらず)
公開価格1,880円(3/9)
ブックビル仮条件1,820円~1,880円(3/1)
ブックビル期間3月2日〜8日
引受証券SMBC日興(主幹事)、SBI、マネックス、SMBCフレンド、いちよし、エース、岩井コスモ
 
業績推移
売上高経常利益1株利益配当
2015/123,920百万円-241百万円―円―円
2016/127,198百万円670百万円54.40円―円
2017/12(予想)9,165百万円1,082百万円115.92円―円

[本紙2月22日付2面]

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