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IPO2023年4月20日

IPO社長会見 ビズメイツ ビジネス英語をオンラインで

ビズメイツ(9345)が3月30日、グロースに新規上場した。ビジネスに特化したオンライン英会話レッスンや、グローバルなITエンジニアの人材紹介サービスなどを手掛ける。初値は公開価格を63%上回る5,310円。上場当日の記者会見で鈴木伸明代表取締役社長=写真=が語った内容のポイントは次の通り。

ビジネスに特化した会話レッスン……当社は2012年に設立し、フィリピンにある連結子会社とグループを構成している。ビジネスに特化したオンライン英会話と外国人向けのビジネス日本語レッスンを行うランゲージソリューション、IT人材の紹介を手掛けるタレントソリューションの二つの事業を展開している。

ビジネスパーソンが世界で活躍するために……当社のビジョンは、グローバルで活躍したい人と企業の成長支援を担うこと。英会話サービスが祖業だが、英語を話すことではなく、英語で仕事ができるように、ビジネスパーソンが世界で活躍するためのソリューションを提供し続けている。オンラインビジネス英会話は主にフィリピン在住のトレーナーと業務委託契約を交わしており、自社開発ツールなどを使って画面越しに1対1で向き合うレッスンを行っている。トレーナーは英語を教える先生ではなく、ビジネスパーソンとして優秀であれということで、教える能力を持ったビジネス経験者としており、その採用基準は非常に厳しく、採用率は1%以下となっている。世界で活躍するための素養をつけるため、トレーナーを相手に英語でのプレゼンテーションやディスカッションのスキルを高める使い方もできる。

1日25分間、空いた時間帯に……オンライン英会話は朝の5時から深夜の0時55分まで希望する時間帯に、月額1万3,200円の受講料で毎日1回25分のレッスンを提供しており、非常に利便性の高いサービスとなっている。料金は通学系のレッスンと比べると5分の1ほどだが、他社のオンライン系英会話レッスンと比べると1.8倍くらいに設定させていただいている。レッスンの目的をビジネスに特化しているため、それでも利用者の支持は高い。レッスンのレベルは初心者からネイティブ並みの上級者まで6レベル、5段階、計600の教材を用意しており、レベルやニーズに応じて実践的に学べる。トレーナーは現在約2,000人おり、どのトレーナーが担当しても一定のティーチングメソッドにのっとったレッスンを提供している。昨年までに当社のサービスを導入した法人企業は大手からベンチャーまで幅広く、累計では約1,000社の導入実績がある。

ランゲージソリューション事業は法人向けに伸びしろ……セグメント別でランゲージソリューション事業の売上高は、21年12月期が24億400万円、22年12月期が13.6%増の27億3,200万円と、今は事業ポートフォリオの大半を占める。ランゲージソリューション事業の売り上げは法人と個人で4対6の比率だが、伸びしろがあるのは法人ではないかと考えている。最初は個人顧客をWEBマーケティングで集客し、売り上げを伸ばしてきた。事業を続けるうちにサービスの質の高さが評判となり、問い合わせに応じて法人分野を伸ばしてきた。法人向けの営業をより積極的にして、こちらからアプローチしたい。法人の伸びの方がポテンシャルがあるとみている。

即戦力のITエンジニアと企業をマッチング……タレントソリューション事業は即戦力の外国人ITエンジニアにフォーカスした人材紹介サービスと、日本人を含みグローバルで活躍することのできる幅広いIT人材を対象としたマッチングサイトを、クライアント企業に提供している。コロナ禍で外国人が日本に入って来れないという市場の逆風はあったが、IT人材の不足に応える形でタレントソリューション事業の売上高は21年12月期の4,700万円から22年12月期には2.2倍の1億500万円に成長している。IT人材の不足や高度人材の受け入れという流れのある中で、人材事業の伸びは非常に大きい。そういったマーケットの成長に合わせた伸びの高さを人材事業には感じている。(YY)

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