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IPO2023年6月29日

IPO社長会見 プロディライト 「電話のDX」でバリアフリーなコミュニケーションへ

プロディライト(5580)が6月28日、東証グロースに新規上場した。同社はスマートフォンやPCで固定電話が使えるクラウド電話システム「INNOVERA(イノベラ)」を提供。初値は公開価格比2.0倍の3,005円だった。上場当日の記者会見で小南秀光代表取締役=写真=が語った内容のポイントは次の通り。

いつでも、どこでも、だれとでも……当社はビジネス電話の在り方を変えるということで、電話のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推奨している企業。当社のシステムで外国人の方や障害のある方も分け隔てなくコミュニケーションができる環境をつくることをミッションとしている。IP―BXという電話交換機をクラウドで提供する自社開発のIP電話システム「イノベラ」という商品を主に販売しており、公衆回線網から音声通話を提供しているIP―Line、また、Yealink社製の電話機端末、そして独自のスマートフォンアプリまでワンストップで提供するという、ほかにはない強みを持っている。システムと回線をフルクラウドで提供することにより、顧客企業に様々なビジネスシーンを提供している。

約7割がパートナー経由……当社のお客さまはほとんどがBtoB(企業)。主に従業員数20~100人の企業をターゲットとしていたが、パートナープログラムを創設したことで、今ではベンチャー企業から大企業までの幅広いお客様がメインターゲットとなっている。売り上げの約7割がパートナー様(代理店)経由で、残りの約3割が直販という構成。インセンティブプログラムの設定や代理店専用ポータルサイトなどを通じて、サービスのさらなる売り上げ拡大を図る。

2Q進捗は順調……2023年8月期第2四半期(2Q、22年9月~23年2月)決算の進捗は概ね計画通り。ほとんどがBtoBということもあり、例年、業績は3、4月に伸びる傾向がある。販売チャネルは代理店がメインのため、当社の方では営業人員がそれほどいらず、原価率が低い。売り上げの増加に伴い、利益率も上がっていくという構造になっている。

AIオプションを段階的に追加……バリアフリーコミュニケーションの実現に向けて、今後もAIをはじめとする様々な機能を追加していく予定であり、昨年12月にはお客さまの社内の感情を分析して、社員の退職率を下げることを目的とした感情分析AIのオプションを新たに追加した。この先は音声通訳や音声合成なども予定しており、いずれも自社開発ではなく、ベンダー様との協力により提供していく方針。また、端末販売で取り扱っているWeb会議用大型ディスプレイ「MAXHUB」は、ビジネスシーンだけでなく、電子黒板として小学校や大学など教育現場にも導入されている。(SS)

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