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IPO2023年6月15日

IPO社長会見 Globee 10年以内に有料会員100万人へ

Globee(5575)が6月14日、グロースに新規上場した。AI英語学習プラットフォーム「abceed」を提供する。初値は公開価格の2.3倍の2,666円。上場当日の記者会見で幾嶋研三郎代表取締役社長=写真=が語った内容のポイントは次の通り。

ワンプラットフォームの自主学習支援サービス……abceedは従来ばらばらだった学習インフラの4つの要素、教材コンテンツ、学習ツール、スクール、テストをデジタル化、AI化でワンプラットフォームに統合する自主学習の支援サービス。700タイトルを超える英語教材に対応。TOEIC、英検のオンライン模試が受け放題。受験者数累計100万人を超える規模まで成長している。「for school」は法人向けサービス、「ENGLISH」は経験豊富なコーチが伴走する。

ソニー・ピクチャーズと提携し日常分野へも……現在は有料会員の多くがTOEIC、英検という資格試験のために活用しているが、2年ほど前から既存成長領域として、学校英語、ビジネス英語で学校会員、企業会員が増えている。3月から映画、ドラマで英語学習という日常英語の分野も始まった。それぞれの領域ごとに会員数を増やしていく展開をイメージしている。映画はソニー・ピクチャーズエンタテインメントと提携。見放題に加え、日英同時字幕、語注、解説などの学習機能のライセンスも獲得している。まだ、リリースできていない機能もあり、着実にアップデートしていく。他のハリウッドの会社とも交渉しており、今後、コンテンツ面、ユーザーアビリティ面とも高めていきたい。学校会員は、中学校、高校で使って、社会人になって英語対策したい人が、abceedは慣れているから使いやすいと、もう一回利用する仕組みを作りたい。

子どもから大人まで当たり前に使うサービスに……有料会員は10万人規模は見えている。次は10年以内に100万人規模にしたい。子どもから大人まで当たり前のように使っている未来を描いているが、その時は他教科展開も進めていると思っており、幅広い分野の学習支援を目指す。大学受験の領域はAIと親和性が高いので、効率よくできるサービスを手掛けていきたい。現在、国内の事業だけだが、今後しっかりとグローバル展開を進めて日本を代表する企業にしていきたい。

チャットGPTで教材開発を効率化……チャットGPTはオリジナル教材の開発に活用することにより、工数がかからなくなることで大きな業務効率改善につながる。また、今後英会話の機能のリリースを予定しており、高品質のものを提供できる。(HS)

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