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銘柄・相場情報2023年4月17日

JIAグループが不動産証券化市場に参入 資産承継でメリット大

物件外観

ジャパンインベストメントアドバイザー(JIA、7172・P)傘下のJIA証券が不動産小口化投資商品の販売を開始した。不動産を小口化して富裕層向けに提供する商品で、JIAグループとして初めて個人をターゲットに開発した。

土地や建物など不動産への投資によって生まれる利益(賃貸収入・売却益)を受け取る権利である「不動産信託受益権」を小口化することで、当該商品では1,000万円(2口)からの投資を可能にした。これまで現物不動産やJ―REIT(不動産投資法人)を購入していた投資家のほか、不動産投資を行っていなかった向きにとってもポートフォリオ分散化に寄与する。税務上は不動産を直接保有するのと同じ扱いを受けるほか、小口化によって均等な贈与・相続ができるため、財産を次の世代に引き渡すうえでメリットが大きい。

不動産小口化投資商品には今回の不動産受益権を利用した商品のほかに、J―REIT、不動産特定共同事業、区分オフィス投資などがある。J―REITは投資家から預かった資金を不動産に投資し、物件の賃料収入や売買で得た収益を投資家に分配するという商品性が似ている。上場商品のため市場での流動性が高く、いつでも換金できるといったメリットがある一方、金融市場が混乱した際のマイナスの影響も受けやすい。これに対し、信託受益権は換金性では劣るものの、土地や建物などの裏付け資産である不動産の価値に連動するため、ミドルリスク・ミドルリターンの商品と言える。

今回取り扱いを始めたのは東京都渋谷区にあるハイグレード店舗ビルが投資対象物件となる。4社8路線が乗り入れる渋谷駅から徒歩10分の立地に2000年11月竣工し、直近で主要な大規模修繕が行われた管理レベルの高い建物だ。現在は地上4階・地下1階、延べ床面積1,140平方メートルの全館に、中古衣料品セレクトショップがテナントとして入居している。

詳細は本紙1面広告をご参照ください。