TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 大統領候補討論会が見守られ、小動き。中外製薬が好決算で買われ、三菱重工とANAが高い
速報・市況2020年10月23日

☆[概況/前引け] 大統領候補討論会が見守られ、小動き。中外製薬が好決算で買われ、三菱重工とANAが高い

前引けの日経平均は23,523.95円の49.68円高、TOPIXは1,619.91ポイントの0.12ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は805、値下がり銘柄数は1,258。出来高は4億7,732万株、売買代金は9,341億円。
大統領候補討論会が見守られ、日経平均は小動き。
日経平均に補充採用されたネクソンは一時ストップ高となったが、上値が後退した。
中外製薬は血友病治療薬の収益寄与により好決算となり上昇した。
三菱重工は小型ジェット機「三菱スペースジェット(旧MRJ)」の事業化を凍結する方向で、損失拡大に歯止めが掛かることが期待された。
その他、新型コロナウイルスによる旅客需要減で今期最終赤字5,000億円規模のANA(9202)は、三菱スペースジェットを購入しなくて済むことが資金繰りの改善要因になるという見方から買われた。
一方、任天堂は4日続落となり、インテルの7~9月期が29%減益だったことを受け、東京エレクトロンやレーザーテックといった半導体関連が売られた。
SHIFTは海外市場で新株発行と社長の保有株の一部を売り出すと発表したため急落し、ZOZOとカカクコムは日経平均採用予想が外れたため失望売りに見舞われた。
業種別上昇率上位はゴム、空運、鉱業、証券、保険で、下落率上位はその他製品、精密、サービス、小売、電機。

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