TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 米中対立の先鋭化が気掛かりで小幅続落。ソフトバンクとアイロムが安く、ソフトバンクグループとANAは上昇
速報・市況2020年5月22日

☆[概況/前引け] 米中対立の先鋭化が気掛かりで小幅続落。ソフトバンクとアイロムが安く、ソフトバンクグループとANAは上昇

前引けの日経平均は20,462.11円の90.20円安、TOPIXは1,483.78ポイントの7.43ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は672、値下がり銘柄数は1,403。出来高は5億6,742万株、売買代金は8,965億円。
「中国政府が香港デモ踏まえ国家安全法検討」との新華社報道に対して、トランプ米大統領が「極めて強硬に対応する」と述べたため、米中対立の先鋭化が気掛かり要因となり、日経平均は小幅続落となった。
ソフトバンクは親会社のソフトバンクグループが発行済株式数の5%を売却すると発表したことで下落した。
アイロムグループは大幅反落となり、すかいらーくは中間配当ゼロを発表したことで安い。
その他、JFEや東邦チタニウムが売られ、第一生命など保険株も値下がりとなった。
一方、ソフトバンクグループ(9984)は、アリババ株やソフトバンク株の一部売却資金を活用した自社株買いが期待され上昇した。
ANAは来月の増便を発表したことで買われ、旅行会社のHISも高い。
日本カーバイドは、日立オムロンターミナルソリューションズが空中入力装置で日本カーバイドの部品を採用したことで急騰した。
東京機械は今期の営業黒字転換予想で大幅高となった。
業種別下落率上位は鉄鋼、鉱業、非鉄、保険、ガラス土石で、上昇は空運、ノンバンク、情報通信、小売。

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