TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 香港株と上海株は反発したが、日経平均は3日続落
速報・市況2022年11月29日

☆[概況/前引け] 香港株と上海株は反発したが、日経平均は3日続落

前引けの日経平均は163円安の2万7,999円、TOPIXは12ポイント安の1,992ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は439、下落銘柄数は1,333。出来高は5億6,829万株、売買代金は1兆3,603億円。
中国で「ゼロコロナ政策」に対する抗議活動が増えたことや米国で地区連銀総裁からタカ派発言も出たことで28日の米国株が下落し、29日の日経平均も連れ安となった。
中国では中国証券監督管理委員会が不動産業界の支援を目的に5項目の措置を発表したことを受けて、29日の香港株と上海株は反発しているが、日経平均は3日続落なり、2万8,000円を挟んだ動き。
レーザーテックとソフトバンクグループが売られ、エーザイはアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」で2例目の死亡が伝わり下落した。
日産自動車はJPモルガンによる格下げで売られ、中国の景気悪化懸念でTHKなどの設備投資関連も敬遠された。
三菱UFJや三菱重工が買われ、日医工は大幅続伸。
ベクトル(6058)はSBI証券が新規に「買い」と発表し急騰した。

業種別下落率上位は金属、輸送用機器、機械、電機、医薬品で、上昇率上位は保険、銀行、空運、不動産、陸運。(W)

関連記事