TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 香港株反発を受け日経平均は寄り後もじり高。エーザイが急騰し、トヨタや不動産株が高い
速報・市況2020年8月11日

☆[概況/前引け] 香港株反発を受け日経平均は寄り後もじり高。エーザイが急騰し、トヨタや不動産株が高い

前引けの日経平均は22,710.60円の380.66円高、TOPIXは1,579.76ポイントの33.02ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,679、値下がり銘柄数は443。出来高は7億9,043万株、売買代金は1兆3,183億円。
NYダウが追加経済対策への期待で7日続伸となったことを受け、休み明けの日経平均は4営業日ぶりに反発して始まった。そして、さらに香港株が反発したことも好感され、日経平均は寄り後もじり高となった。
エーザイはアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」がFDAの優先審査対象となったことで急騰した。
トヨタは通期販売計画を上方修正したことで買われた。
また、これまで売られてきた不動産株が巻き返し、三菱地所(8802)は第1四半期の営業利益が前年同期比15.7%増益となったことで高い。
戸建て分譲住宅の飯田グループは第1四半期は営業減益だったが、安価で余裕のある住環境を求めるニューノーマルが追い風となり、5月以降の契約棟数は大幅増となっているため第2四半期からの増益転換が期待され大幅高となった。
レーザーテックが反発し、東京エレクトロンも小幅高に浮上した。
一方、ソフトバンクグループが売られ、太陽誘電は通期予想がアナリスト予想より低いことで下落した。資生堂が軟調。
業種別上昇率上位は不動産、鉄鋼、鉱業、空運、輸送用機器で、下落は海運、情報通信、その他製品。

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