TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] もみ合い。半導体関連は軟調。好決算のリクルートは売買代金首位で急騰。JFEは上期60円配当で高い
速報・市況2021年8月13日

☆[概況/大引け] もみ合い。半導体関連は軟調。好決算のリクルートは売買代金首位で急騰。JFEは上期60円配当で高い

大引けの日経平均は37円安の2万7,977円、TOPIXは2ポイント高の1,956ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,042、値下がり銘柄数は1,031。出来高は9億9,210万株、売買代金は2兆3,208億円。
日経平均はもみ合いとなった。週末の手控え要因に加え、前日の米国でフィラデルフィア半導体株指数が6日続落となった影響で、アドバンテストや東京エレクトロンといった値がさの半導体関連が売られたことが影響した。
こうした中、リクルート(6098)は第1四半期好決算と通期業績予想の上方修正を発表したため、売買代金トップで急騰した。
JFEは上期60円配当予想を発表したため年間配当が120円と期待され、配当利回りは7%を超えるという思惑で買われた。
パスタや食用油、マヨネーズ、砂糖、コーヒーなど食品で値上げが相次いでいるため、生活防衛の意識から格安の「業務スーパー」を運営している神戸物産が物色された。
明治海運や乾汽船は買われたが、商船三井と日本郵船は一服となった。
東芝は後任CEOが取締役議長の決定後と見込まれるため、新中期計画公表予定の10月に間に合わない可能性が高いという見方から売られた。
リチウムイオン電池用セパレータ(絶縁材)のダブルスコープは上期営業赤字が失望され、ストップ安となった。
業種別上昇率上位は鉄鋼、サービス、情報通信、食品、紙パルプで、下落率上位は石油、空運、陸運、ガラス土石、繊維。(W)

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